地球が静止する日の評価
地球が静止する日についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
地球が静止する日の感想
地球の一番の敵は人間
わからないから攻撃する攻撃される前に攻撃をする、「何もされていないけど敵だったらいけないので攻撃しておこう」。すごく短絡的で破壊的な考えだと思います。しかし、この映画で人間の本質として描かれているのはこの部分です。話が通じなければ、とりあえず自分たちが相手の攻撃によってダメージを与えられないよう、先に攻撃するのです。劇中で人間は「破壊的な連中」として表現されています。それを裏付けるように、セントラルパークの球体からできてきた宇宙人を突然攻撃します。70年間人間として生きてきた宇宙人が、70年人間は何も変わらなかったと言っています。この数年で戦争は減ったとはいえ、なくなっているわけではありません。言葉を話すことができる人間ですが、話が決裂してしまった場合歩み寄るのではなく、武力行使へと走ることが多いのは今も昔もあまり変わらないように思えます。あくまでも話し合いで解決をするということが最終目標...この感想を読む