音符と昆布の評価
音符と昆布の感想
池脇千鶴の演技を見る価値有
フードコーディネーターのもも(市川由衣)は嗅覚がないというハンデを抱えながらも仕事に取り組んでいた。そこへやってきたのは今まで存在すら知らなかった姉のかりん(池脇千鶴)。アスペルガー症候群の姉に戸惑いつつも、ももはかりんと向き合っていくことを決める。「ジョゼと虎と魚たち」を見て好きになった池脇千鶴。癖のある役をなんて自然に演じられるんだろうというのがまず初めの感想。上映時間が75分と短めだし、ゆるい雰囲気の映画だから、観終わった時にはあっさりとした感覚になる。それでも物足りないと感じないのは、池脇千鶴の演技があったから。「たった一人の妹ですから」というセリフが突き刺さる。
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