歓喜の歌の評価
歓喜の歌についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
歓喜の歌の感想
大人のための上質なコメディ
文化会館に勤める主任の飯塚(小林薫)は、同じ町内の似た名前のコーラスグループのコンサートをダブルブッキングさせてしまう。しかも気付いたのは本番前日。どちらも譲らない状況に翻弄される飯塚たち文化会館スタッフの長い2日を描いたストーリー。この映画で一番の魅力は歌の素晴らしさ。由紀さおりを筆頭に、ママさんコーラスにしてはレベルが高すぎる程。出てくる歌もとても美しい。そして隠れた魅力は主任の飯塚の人柄。悪い言い方をすればいい加減な性格だけど、憎めないところもある。特にラストのクリーニング屋さんでの妻(浅田美代子)とのシーンはにやりとしてしまう。