プラダを着た悪魔の感想一覧
映画「プラダを着た悪魔」についての感想が22件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
メリル・ストリープがいいです
こういうサクセスストーリー、何回みても面白くていいですね。大好きなタイプの作品でもあります。悪魔のような上司役、メリル・ストリープがいいです。決して声を荒げることがないのに、冷たい・事務的な・感情の入らない話し方、うまいなあと感心してしまいました。「以上よ。」っていう会話の終わり方にちょっと憧れてしまったところもあったりします。もちろん、実力が伴わなければ袋叩きにあってしまうかもしれませんが。でも、悪魔というわりには、ちゃんとアンドレアの成長を見て評価してくれているんですよね、そういう上司って一生懸命に働いて入るときには案外、天敵のように思ってしまいがちですけれど、後々の自分の人生にも貴重な教訓を与えてくれる存在だと思います。
面白いです。
だっさだっさだった女子が、キレイに変身して行くサクセスストーリーなのかなぁと、先入観を抱きながら観ました。一言で感想を言うならば、元気が出る作品という感じです。自分の身なりに気を使う事をしてこなかった者が、キレイになるには、とても努力が必要です。大変なことです。それによって、内面も変わってきて、仕事と恋愛、上手く行くような行かないような…ゾクゾクする瞬間もあったりして、とても見応えがあり、面白かったです。元気が出るというのは、落ち込んでいる時に浮上するために観るのではなく、背中をあと一押しして欲しい時に観たい映画だなぁと思います。面白いです。
私もいつか理想の鬼上司になりたい!
仕事の理不尽さってこんなものですよね…。上司ではあるかもしれないけれど、ミランダは良い人だと思う。エミリーもなんだかんだ良い人だし。ファッショナブルになっていくアンドレアが素敵すぎてため息出ちゃう!でもそれと引き換えに自分を失っていく姿、人間らしくてよくわかります。そして自分の真の価値観を見出し、でも、ランウェイで得た自分も忘れずに挑戦する姿が印象的です。タイトルのインパクトは映画の中で生きていたけど、悪魔というほどミランダは鬼上司ではなかったかなぁ。でも、このミランダ役はメリル・ストリープ以外にできる人はいないと思う!コメディ調だけど深く考えさせるステップアップストーリーだったと思います。
仕事を頑張りたい!そう思える作品
アン・ハサウェイは、プリティプリンセスの時から大好きになりましたが、この作品でも、またアンの大変身が見られれて大変嬉しかったです。自分の望んでいたジャンルの編集の職場では無いし、分からないことばかりで、自分は努力してるって思っているのになかなか認めてもらえない。 どんな仕事をしていても不本意な仕事や、自分が評価されず、落ち込んだり、愚痴を言いたくなることがあります。でも、そんな時この映画を見たら、きっとたくさんの勇気をもあらえるんじゃないかなーと思います。そしてアンが演じるアンディが、弱音を吐きながらも、前向きに努力していく姿勢や、ファッションもどんどん変わって行く姿を見ていたら、心がワクワクしてきて、仕事って楽しい事もたくさんあるって前向きに思えるような気がします。
仕事に行き詰った時に見るための作品
この作品は、出版業界で名を知らない者はいないとされている編集長のアシスタントを務める女性を描いている作品です。そのアシスタントを演じるのが主演のアン・ハサウェイ演じるアンドレアです。一番心にぐっときたのが、仕事に対するそして編集長に対する姿勢です。鬼の編集長はアンドレアに無理難題を押し付けます。仕事に関係のないことまで!それでもアンドレは諦めず、出版業界で少しでも働いていくために編集長の命令に従っていきます。これは新卒で社会に出たばかりの人間にとっては感動するところがありました。仕事とはこういうものなのか、こうやってしていくものなのかと。もし、仕事に行き詰まって悩まれている新人、またはベテラン社会人の方にもきっとどこか共感を得るところがあるとおもいますので仕事が苦しくなったら是非、見ていただきたいと思う作品です。
メリル・ストリープ もこういう役が似合う様になったんだな
全体的にファッション雑誌の様な映画ですペラペラめくれそうな感じ「女性が好きな映画」というキーワードにピッタリ当てはまると思います。アン・ハサウェイがストーリーが進むにつれドンドン本当にキレイで美しくなっていきますでもどうしてこんなに良く評価されている映画なのか私はわかりません恋愛・ファッション・ビジネス。欲しがり屋さんのわがまま映画だな~とか思って退屈になってしまいましたメリル・ストリープ が少しイジワルな淋しい女を演じていましたがそれがとても似合ってましたメリル・ストリープ 演じる女性ミランダの過去まで見えてきそうなぐらい見事な演技でアッパレです。
悪魔の魔法
これはもう最強に気持ちのいい、ヒロインの成長の記録。ファッション業界、しかも流行の最先端を行くカリスマもカリスマな上司の元で働くことになるダサい女子! これはもう感情移入しまくりでした。あんな状況、理不尽だらけでしんどくて、そこで拗ねるだけか前を向けるかで、本当に人生って変わってくるんだな。自分の可能性を狭めるのも広げるのも完全に自分自身なんだとわからせてくれた作品です。いろいろ理屈を抜きにしても、華やかで観ていて幸せになれる素敵な映画!何度観ても全然飽きのこない、アン・ハサウェイの表情もファッションも大きな魅力です。そしてあの上司の吹き替え(TV版)が夏木マリ。超しっくり。
仕事とそれぞれの人間関係を描いた作品
アン・ハサウェイが大好きになったのがこの映画☆女性物のファッションが色々出てくるので、アパレル好きな人は楽しめる映画なんだろうなと思って観ていました。上司との色んなやり取りを通して、仕事の仕方とか色んな事を勉強しながら成長していく姿に、共感がもてるなと思います。昔の友人とは違う、自分の道を少しずつ歩んでいく姿にも共感しました。同時に、そうやって変化していく主人公に対して、周りの友人の接し方があまりにも稚拙に思えて、それに引っ張られていく主人公の姿がとてももどかしいなと感じました!!誰かが何かチャレンジしている時に、それを支えてあげるのも友人として大切なことなんじゃないかなと言うのを感じた映画でした。アンハサウェイも可愛いし、観ていて楽しい映画だと思います☆
勇気をもらいました
上司とうまくいかない時、仕事に挫折しそうになっている時にみると効果大!!私もこの映画い救われました☆ただ上から目線の憎たらしい上司。特に目的もなく受けてみて受かって入社した女の子。なんで、彼女は私がこんなに努力しているのにほめてもくれないし認めてもくれないの?と先輩に愚痴る彼女。そこで先輩に「君は努力してない。この会社で働いてくださってるんだもんな。やめちまえ!君の変わりはすぐ見つかる。甘えるんぢゃない!彼女は仕事しているだけだ。」という言葉に本当にグサッとやれました。その言葉だけで上司への思いが変わり、自分も変わることができた素晴らしい映画です。そんな気持ちを忘れてしまう時にまた観たくなってしまうストーリーですね
みていて清々しい
女性向けファッション映画としてとてつもなく有名な映画。主演はアン・ハサウェイとメリル・ストリープ。アン・ハサウェイがどんどん垢抜けてきれいになっていくのは見ていて清々しい。仕事かプライベートかと悩んだり、仕事の中でも先輩を追い抜いたりすることに悩んだりする。そういうことに悩みながらも頑張っていく姿にとても励まされる。ただ、アン・ハサウェイはもともときれいな人だし、最初のもさっとした服装をしているときでも魅力的だ。映画の中ではだいぶ痩せたことになっているけど、実際は痩せた感じがしないのも茶番っぽい。映像や雰囲気は大好き。突き詰めて見られる映画ではない。
仕事する女の人っていいなあ、って思った
ミランダの難解な要求に諦めそうになるも頑張る主人公。ハリーポッターの発行前の文章が欲しいなんて無理難題は「いやいや、無理でしょ」なんてツッコミながら見ていました。しかしなんとかなってしまう(笑)超個人的な仕事までアシスタントにさせるミランダはファッションの世界では凄い人なのでみんななんとか食らいつこうとします。上司としてはかなり嫌な人物ですね。主人公が仕事にのめり込むうちに、今まで付き合っていた人たちとなんだかうまくいかなくなってしまう。ここはかなり共感を得ました。仕事に自分を合わせていた主人公が仕事の携帯を噴水のなかにぽいっと投げ捨て、自分の夢、そして恋人に再び向き合う姿はカッコイイと思いました。なかなか普通の人は今まで得た地位などは捨てがたいため、ほんとカッコイイと思いました。
仕事に疲れた時、元気が貰える映画
おしゃれに興味のない女の子が、一流ファッション誌の編集長アシスタントの職に。悪魔的にハイレベルな仕事を要求する編集長「ミランダ」のもとで、頑張る主人公「アンディ」が成長していくサクセスストーリー。とにかくミランダの要求がとてつもなく悪魔的!!そんな要求をされるアンディを見れば、共感もできつつ、自分の仕事の悩みなんてちっぽけなものだと思わずにはいられません。初めての仕事から訳のわからない事を言われるアンディはとてもかわいそうに感じます。でも、ミランダの右腕のファッション・ディレクター「ナイジェル」の手を借りておしゃれに変身するアンディはすごく羨ましい。入って間もないのに会社内に味方ができ、手を貸してくれるなんて上手く行き過ぎる展開ではないでしょうか。それは暗に、アンディという女性がすごく魅力的だからこそ成しえたのかもしれません。実際その後、エッセイスト「クリスチャン」に言い寄られたり、頑...この感想を読む
大好きな映画!
アンハサウェイが大好きで、何度も見ている映画の一つです。野暮ったい普通の女の子がファッション雑誌のアシスタントに就職が決まり、始めは皆に笑われたり、上手くいかない事もとても多いけれど、精一杯努力して周囲にも認められるようになっていきます。自分では、努力していると思っているけど、本当に精一杯できる事をやっているのだろうか?という事を考えさせられました。また、仕事をしていく上で、相手が求めている常に先まで行動する、という事も、同じ仕事をしている私にとって、すごく参考になりました。どんなに外見は変わっても、自分の心は変わらない、とても強い心を持った主人公です。見ていて元気になれる映画です。
オシャレで元気を貰える映画
おしゃれに興味が無い女性が一流ファッション誌“RUNWAY"編集者のアシスタントに選ばれた!超激務の中で自分のスタイルを見つけ、どんどん素敵な女性に変身していく様を描いています。観ているだけで気分が上がる映画ですね。細部までセンスがよく洗練されています。ファッションが好きなら楽しめる映画だと思います!ですが、この編集長のもとで働くって大変だなーとも思いました。端から見る分には面白いですが、自分だったら無理だなって。テンポもよく見やすい作品でした。観た後には、私も頑張ろうと思えるような元気や勇気を貰える作品です。人生に迷っている人は一度は見ることをオススメしたい。
おしゃれな映画ですね。
かなり現代風な映画ですね。この映画の主演のペネロペがとにかく可愛いです。可愛く出来ていてなにげに彼女はこの依頼された仕事が好きだったそうです。かなり適役で良い感じの芝居も出来ています。この作品は彼女の実体験が基となっているらしく、それでこのような記者のアシスタントの視点がよく出てるんですね。それにしてもあんな上司がいたら怖いなって思います。日本の若者は良く馬鹿な上司に耐えて仕事してるんだなと感じました。この上司は怖いけど実はためになる上司で、最終的にはペネロペと仲良くなります。見ていてかなりあどけないところもありますが、素晴らしい作品に仕上がったと思います。
頑張ろうと思える映画
ジャーナリスト志望の女の子(アン・ハサウェイ)が超有名ファッション雑誌の悪魔みたいな編集長(メリル・ストリープ)の下で働くという物語。全米で大ヒットしたというから期待して観たがすごくよかった。アン・ハサウェイは最初ファッションに興味がないのだが、途中にアシスタントの男に変身させてもらうのだが、とてもきれいで、いままで馬鹿にしていた女たちが唖然とするシーンは観ていて気持ちが良い。悪魔のように無理な要求を次々するメリル・ストリープも役柄にピッタリだ。普段から、こういう性格なんじゃないかと思うくらい演技が自然にみえる。最後は、自分も頑張ろうと思える作品になっている。夢をもっている人が観てほしい映画だ。
恋愛も仕事も頑張りたい女子必見
今年の3月にアカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得したアン・ハサウェイと、昨年のアカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得したメリル・ストリープの演技が光ります。ダサくて垢抜けないアン・ハサウェイ演じるアンドレアがどんどん洗練されていく姿が印象的で、姿だけでなく頭の中もブラッシュアップされると、人間はこんなにも変わるのかと感心させられました。また、メリル・ストリープもただ感情的に怒鳴り散らすヒステリックな女上司ではなく、機械のように寸分の狂いがない完璧でどんなときにも冷静な上司だからこそ、本当の意味で人の上に立つ資格のある人間とはこのような人なのだろうと感じました。しかし、アンドレアが仕事を頑張れば頑張るほど恋人との心の距離が開いてしまうシーンを見たとき、仕事と恋愛のバランスは本当に難しいと強く感じました。同業者での恋愛関係ではないので、余計に心のすれ違いが大きくなってしまうところは経験があるので...この感想を読む
頑張ろうと思える映画
“仕事も、プライベートも、頑張りたい”一生懸命な主人公に惹かれるが、結局は仕事に流されてしまって、それ一色で頑張って行くのかと思いきや、最終的に彼女の選択ははたしてそうでよかったのか、と、何度見ても考えさせられてしまいます。結果ハッピーエンド(?)で、よかったけど、あの場で仕事放棄してしまう、大胆さは本当にすごいと思う。アン ハサウエイはもともときれいだけど、メイクやファッションであんなにも変われるのは、女性の特権だなっと、思いました。メリル ストリープは、いつみても、役柄にぴったりで、今回の“ミランダ”という横暴な役柄も見所かなぁと思いました。
月曜朝の処方箋
会社に行きたくない朝、この映画の冒頭シーンを見てテンションをあげます。オープニングテーマの「Suddenly I See」が心地よく朝の身支度をテンポアップしてくれるかんじが気に入っています。働く女性を励ましてくれる映画としては、これほどの良品はありません。先に述べた冒頭シーンもそうですが、ヒロインのアンドレアがだんだん洗練されていく過程や、ナイジェル(彼女にキツイだめだしをしつつも応援してくれるゲイの先輩社員)とのやりとりなど、随所に元気になれるシーンが散りばめられています。原作の小説とはストーリーがかなり変更されているらしいですから、小説を先に読んだ人は要注意かもしれません。私は、小説のほうは読んでいません。映画のほうも、脚本に関してはちょっと共感できないところもあったりします。ですが、登場人物のキャラクターが魅力的なのであんまり気になりませんでした。個人的にはエミリーのツンデレがかわいさ全開で...この感想を読む
ファッションピープル
ヴォーグ誌のカリスマ編集長アナ・ウィンターを彷彿とさせるファッション雑誌ランウェイの編集長メリルストリープの演技が良かったです。もちろん、主人公のアンハサウェイのコミカルでキラキラとした演技も良かったですが、アナ・ウィンターの「ファッションが教えてくれること」というドキュメンタリー映画を見た後では、メリルストリープの役柄の方に目が行くようになりました。アンハサウェイの最初のだささから、だんだんと垢ぬけていく様子、それと同時に仕事もコツをつかみ、あの激務をこなせるようになっていく姿は、現代版のシンデレラストーリーともいえます。ラストの決断は、みな(私だったらこうするのに・・・)といった考えを持つような一大決心だったと思います。