まんゆうき-ばばあとあわれなげぼくたち-のあらすじ・作品解説
「まんゆうき-ばばあとあわれなげぼくたち-」は、集英社「週刊少年ジャンプ」に連載されていた漫画作品である。著者の漫☆画太郎の商業誌連載作品としては第2作目。 主人公のショートカットの少女、「娘々」(にゃんにゃん)は、かつて捨て子であったが、仙人・「萬々」(まんまん)に拾われる。萬々山に住んでいる老婆の萬々は、10mを超える巨大な体を持つ元女英雄で、娘々はその弟子として成長する。真面目な性格である娘々は仙術「縮地の法」も習得し、蘇った妖怪を退治することを目的にしているが、未熟ゆえに自らの式神には反逆されることもある。妖怪退治の面では、実際に娘々の仙術で勝つことよりも、相手の自滅や萬々が妖怪に八つ当たりするなどして退治に至ることが多くなっている。登場人物は他に、萬々についてのことを語り継ぐ「長老Q」、そしてその妻である「大ババQ」、怪談を好んでおり、とある目的のためになまはげの恰好をする「妖怪じじい」などがいる。