ソウの感想一覧
映画「ソウ」についての感想が11件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
犯人だけど犯人じゃないっ・・・!?
最後の最後まで、展開が読めなかった。特に最後の怒涛の展開は息がつけなくて、ハラハラしました。グロ系、ホラー系が苦手な人でも見れそうかな。ミステリー好きなら絶対お勧めです。足を自ら切り落とす精神力ってどれだけのものなんでしょうか・・・それだけがずっと気になっています。普通は、痛みで気を失ってしまうんじゃないだろうか・・・。2以降も気になってはいるが、グロテスク描写が増える一方だと聞いたので、今のところ見る予定はないです。でも、1だけは見る価値ありだと思います。鑑賞後の衝撃はCUBE以来のものでした。犯人すらジグソウに操作された偽物だったなんて・・・。
低予算高評価のソリッドシチュエーションホラー!
てか、自分を傷つけずにクリアできるとか、あとにもさきにも、アマンダのゲームだけだね。以降アマンダが引き受けて行うゲームは生を奪いとり、クリアできない悪質なゲームと罵倒されますが、ジグソウのやったゲームもアマンダ以外勝者いないでしょっていう笑おまけに一番はじめにゲーム対象にしたセシルに至っては、自分のミスでゲームから逃れられたセシルを別に用意していたトラップにひっかけてボロボロにするっていう醜態ぶり。それによく考えてください。生を大切にしてない人間を対象にしてるって言っても、ジグソウ自身自殺未遂してるんだからおかしいでしょ。自分も他人も傷つけたことない人間がこのゲームやるなら平和主義者なんだなあってことで許せるけど、これじゃ説得力ないよ。とはいえ、ソウシリーズの中でも唯一グロ重視でない、ストーリ-・謎解き重視の作品なので高評価です。それともう1つ評価できるのは、120万ドルという低予算で...この感想を読む
ヒリヒリします
観ていたらどこかしら体がヒリヒリする様な感覚が生じました。密室で2人の男が足を鎖でつながれいくつもの究極の選択を強いられる。人生は選択の連続で選んだ物事次第でどう転ぶかが決まります。この映画はそんな当たり前の事を恐怖を交えて非日常な空間で繰り返される生き地獄の様な映画です。映像的には数点のアイテムが散らばるバスルームにオトコ2人に1体の死体、これだけなのですが全く飽きる事なく次の展開をワクワクドキドキさせられながら画面から目を離す事が出来ませんでした。ラストは…今まで映画でこんなにもゾォーとされられた事はあっただろうか?と思える程ありえない物でした。
1室でこれだけ遊べるだなんて
制作費がそんなにかかってないのに大ヒットしたという前評判を聞いていてもの凄く期待していたけど裏切られなかった。1室の中でおきる事だからたかが知れていてどうせ中盤あたりグダグダしやがるんだろうなーとか思っていたのにそんな事はなく1秒も無駄にせずドキマギさせられて見たあとは本当に疲れました。この映画以降制作費をどれだけ掛けずにヒット作を生み出す事が出来るのかというゲームが映画業界で流行っていましたけどこれ以降そんな良いものは生まれてない様な気がします。ソウⅡも……はっきり言ってこの作品で全部出し切ってしまったんではないのだろうかというぐらいの内容です。
怖いけど見ちゃう!
数々のミステリー映画を見てきましたが、これほど衝撃を受け、きっとこのまま記憶から抜けないであろう映画は無いと思っています。怖いもの見たさは誰にでもあると思います。まさしくこれぞ本物の怖いもの見たさで最後まで釘付けになった映画は無いです。非現実的でありながら、現実的なストーリー。人間誰もが持っている心の悪魔(闇)を制裁する誰かがいるとすれば・・・て思うと、正直恐怖です。この映画の制裁者ジグソウの言っている言葉があながち間違っていなかったりする辺りが、逆に自分を見つめなおすというか、怖い部分ですね。最後のどんでん返しも見どころの一つです。これ以上は言いませんが、怖いけど見る価値のある作品だと思います。
I want to play a game
タイトルの「ソウ」(SAW)とは、「(名)のこぎり(例:チェーンソー=チェーン(鎖)ソー(のこぎり((鋸))のソー」と「(動)見る(see)の過去形」、そして劇中謎を投げかける犯人の名前、ジグソウ(Jigsaw)の3つの掛詞になっている。 ―ソウ (映画)Wikipediaより抜粋観終わった後に、その場でもう一度観返した映画はおそらくこのSAWが初めてです。この後、シリーズとして何作も作られることになる本作ですが、1作目のインパクトを超える作品はまず不可能と断言できるでしょう。それほどにエキサイティングで、かつ知的に練り上げられた構成。ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを爆発的に普及させるきっかけとなった傑作です。2作目以降は、ただの痛いシチュエーション動画に成り下がっていますが、この1作目は、文句なしの名作としてオススメできます。この感想を読む
目を覆いたくなるようなシーンも。
いきなり薄汚れたバスルームの様なところで目覚める、メインの2人。2人はバスルームの対角線上に括り付けられ、その真ん中には血まみれの男。そんなシーンから始まる映画です。なんとも言えないショッキングなゲームをこなし、命をつないでいくのですが、その中にも伏線が多数あり、正直目を覆いたくなるようなシーンも多数ありますが、それでも引き込まれ、見ずにはいられない映画です。が、苦手な方にはショッキングすぎておすすめできない映画です。各シーンのインパクトが強いのですが、話としても引き込まれる部分が多く、最後には「え?!」となる結末で終わり、どうしても続編が見たくなります。まぁ、続編も負けずショッキングなシーンの連続ですが。。。
他とは違う残酷さ
私はこの映画を初めて観たとき鳥肌が立つような残酷さを感じたのが印象的でした。映画の中では身体的苦痛が多く表現されていましたがそれよりも印象深かったのは精神的苦痛のすごさ。相手を殺すか、自分が死ぬか。制限時間がある中絞り出される苦痛の選択。徐々に明かされる登場人物たちの素状。最後は予想もつかない展開に大変驚きました。この映画はメインである残虐さを抜いても十分面白い内容のストーリーなので観る者を夢中にさせる作品だと感じました。残酷な映像が苦手という方でも残酷なシーンは目を瞑っていてもいいので一度は観てみるのもいいかもしれません!そのくらいおすすめです。
一幕の深さ
シリーズ化されているSAWだが、この最初の作品だけは毛色が違うように思う。SAWといえば、そのグロさが何かと話題に上ることが多いが、1作目のグロさはホラー映画という枠組みのために無理やり用意されたものではなく、必然としてそうなっているからだ。1作目はホラー映画というよりは、ミステリ、サスペンス映画にカテゴライズした方がしっくりくる。また、この作品はいわゆる『ハコモノ』というタイプの演出で、映画全編を通して概ね一つの部屋だけが舞台となっている。登場人物はほぼ二人の上、この二人は監禁されている状態なので画面はこの部屋から動くことがほとんどない。なのに、始まりから終わりまで、全く飽きの来ない脚本・演出でその終幕も相まって衝撃が深い。質の高い心理描写の作品が見たいなら、この作品はオススメだ。
1は面白かったよね。
最後まで全部見て、また1をみると、このころは面白かったよなあ...という感想をいだいてしまいますね。私は本が好きな事もあって、映画を見るときも映像よりもシナリオを重視している面があって、そういう意味で限られた空間であれほど面白い映画を作ることができるというのが非常に良い点でした。少しずつ明らかになっていく隠された真実、ショッキングなラストと何か教科書通りのサスペンスという感じですが、それを丁寧にやることが重要なのだということでしょう。なお、続編はあまりみなくてもいいんじゃないかと思います。2を見てしまったら、全部見るしかないなと思いますが。ネタバレぜずにこの映画の感想を書くのはなかなか難しいですね。
衝撃を与えられた1本
これは面白すぎて友達にすすめまくった作品です。残虐な手口でありながら直接は手を加えないソウ。人間誰しもやってしまう可能性のある日常の取り締まらないような“悪事”を理由に制裁を加えていきます。この作品で集められたのは、2人の男。鎖で足を繋がれている中、どうするのかというドキドキする展開です。徐々にそれぞれの素性が明らかになっていくのですが・・・最後は見事に、騙されました。映像の感じも恐怖感を煽りとても良く出来ていました。これは、かなり話題になりましたが、まさに、見るべき1本だと思います。他に似たような作品も多く出されましたが、全くもって面白くありません。絶対にこれを見るべきです。