インファナル・アフェアのあらすじ・作品解説
インファナル・アフェアは、2002年に製作された香港を代表するサスペンス映画である。 香港のアカデミー賞といわれる香港電影金像奨にて、最優秀作品賞・最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞といった主要な部門を独占した。完成度の高い脚本は各国の評価を受け、2006年にはハリウッドにて、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモンのダブル主演で『ディパーティッド』としてリメイクされ、アカデミー賞等を受賞した。 この作品は、潜入捜査官としてマフィアに入る優秀な捜査官であるヤンと、そのマフィアから警察に送り込まれたラウが、互いの隠された真実を暴き合おうとする映画である。真実を伏せ、本来の姿とは正反対の生活に苦悩するヤンと、立場を利用して私欲に走るラウの姿が対照的に描かれている。 本作品はその後シリーズ化され、2003年には2、3作品目が公開される。これらの作品では、一作目に描かれなかった二人の過去や、事件の真相がテーマとなっている。
インファナル・アフェアの評価
インファナル・アフェアの感想
キャスト、ストーリーともに完璧な香港映画最高傑作!
何度見ても飽きない!エリート警察官-実はマフィア、マフィアの幹部-実は潜入捜査官。互いにスパイ狩りをしていくという、これ以上ない脚本ですね。いやー香港おそるべし!そしてトニー・レオン、アンディ・ラウという素晴らしいイケメン演技派俳優の渾身の演技!最後までドキドキの展開がテンポよく進み、最後はまさかのオチもちゃんと待ってます。ラストはトニー・レオンがアンディ・ラウの正体を見破り、妻に接近。ついにアンディ・ラウは真人間になってやり直していこうと考えたが、なんと伏兵サムの手下(警察官)がトニー・レオンを殺してしまい。それに憎悪を抱いたのかアンディ・ラウはサムの手下を殺すというラストです。Ⅱは警察学校時代のお話ですが、ⅢではⅠのラストでのアンディ・ラウの行為が、警察として問題であったか否かが描かれています。にしてもアンディ・ラウかっこよすぎる。この感想を読む
トニー・レオンもアンディ・ラウもカッコイイ!
アクションものの映画はほとんど見ない私ですが、トニー・レオンが出ているというミーハーな理由でコレを見ました。なにせカッコイイ!香港マフィアと警察との話なので、ドンパチやったりもありますが、ところどころに、ほっと心休まるシーンもはさまれていて、それもまた良し。とにかく最初から最後まで、ややこしい人間関係のややこしい話ではありますが、非常にわかりやすく、なおかつテンポよく、二転三転してストーリーが展開していくので、ドキドキハラハラ、あっという間に終わってました。トニーとアンディの宿命の二人が出会う際に流れる曲も、どことなく哀愁を帯びていてすごく良かった。けれどここはやはりトニー・レオンの哀愁を帯びた「目」、そして背中で語る演技力と、やさしい笑顔にやられてしまいました。
お互いがお互いに
ボスであるサムの指示を受け、香港警察に潜り込んでいるマフィアのラウは、10年間で内部調査課の課長へと昇任。作家である彼女との結婚も決まっていた。一方ラウと同じ警察学校に通っていたヤンは、組織犯罪課のウォン警視の指示でサムの率いるマフィアに潜入。なんかお互いがお互いの組織に侵入していて面白い展開だなって思って見出した記憶があります。しかし長い間組織に潜り込んでいたヤンは自分自身を見失い、精神科に通院。ある日の夜ヤンから大きな麻薬取引がおこなわれるという情報を得た警視は、調査をはじめるがラウに情報が伝わり捕まえることも取引することも失敗に。このことによってお互いのところにスパイがいることがわかり・・・っていう感じの内容でした。ハラハラドキドキして最後まで見ていたような気がします。
インファナル・アフェアに関連するタグ
インファナル・アフェアを観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- トニー・レオン、他
- 俳優
- ジェシカ・ビール、他
- 監督
- パスカル・ロジェ
- 俳優
- スコット・スピードマン、他
- 俳優
- ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、他
- 監督
- ジョン・エリック・ドゥードル、他
- 俳優
- ケリー・マクギリス、他
- 前へ
- 次へ