マーサの幸せレシピの評価
マーサの幸せレシピについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
マーサの幸せレシピの感想
無難な作品ではあるが、共感は得にくいか
料理映画でもなければ、ホームドラマとしても半端か『マーサの幸せレシピ』は2001年ドイツ制作の映画だ。のちに2007年にアメリカでもリメイク作品が作られている(こちらの題名は『幸せのレシピ』)。ドイツ人は、一般的に日本人と気質が似ており、真面目で頑固な国民性だと言われている。主人公のマーサはまさに真面目な頑固な性格で、融通が利かない女性だ。それ故に、周囲と軋轢を生みやすい。そんなマーサが、交通事故で死んだ姉の娘・8歳のリナを引き取ることになる…というのが、『マーサの幸せレシピ』のストーリーになる。リナも叔母のマーサと性格が似ており、頑固で融通が利かない。振る舞いも言動も表情も子供らしくなく、言うことを全く聞かず、笑顔の一つすらない。この「ヒロイン」の存在を見ていて、イラついてしまう人も多いかもしれない。最終的にはマーサの元にリナが戻ってくるのだが、あれだけ突き放すようなことを言った叔母...この感想を読む