ジャンヌ・ダルクのあらすじ・作品解説
「ジャンヌ・ダルク」は1999年(仏:10月、米11月、日12月)に公開された仏米合作の映画である。原題は「The Messenger: The Story of Joan of Arc」、監督はフランス人映画監督のリュック・ベッソン、ジャンヌを演じる主演はミラ・ジョボヴィッチである。 上映時間は158分で、$66,976,317の興行収入を記録した。 この映画はフランスの宗教的英雄とされているジャンヌダルクを、一人の人間として誕生から19歳で処刑されるまでを描いたものである。 15世紀の百年戦争下のフランスを舞台に、神のお告げを聞いたと語るジャンヌが軍を率いて英国軍に勝利し、シャルル王太子をシャルル7世として即位させる。しかし政治に翻弄され囚われの身になったジャンヌは異端審問にかけられ、1431年に火刑に処せられる。 2002年2月1日に日本テレビの『金曜ロードショー』で初の吹き替え版が放映された。 またソニー・ピクチャーズエンタテインメントよりDVDも発売されている。
ジャンヌ・ダルクの評価
ジャンヌ・ダルクの感想
神は信者が居ないと存在できず、教会は罪が無いと存在価値が無くなる
この映画を楽しんでご覧になるには、コツが有ります。キリスト経歴史を少しでも知ってからご覧になると、多分、映画の楽しみが倍増するに違い有りません。ジャンヌ・ダークは異端裁判にかけられて、裁かれます。これ「薔薇の名前」ショーン・コネリーの異端審判や当時の風景が良く描かれているので、共にご覧ください。ミラ・ジョヴォヴィッチ自身が、踏み絵的な扱いを受けてきていると聞いているので、迫真の演技と表情に魅せられます。見ていると段々彼女がジャンヌに見えてくるのが面白いでしょう。この映画を見たら、必ず考えて欲しいのは魔女裁判です。魔女であると指さされた瞬間に、それ死刑に成ると決まったような物でした。これは輪転機が発明されたときに聖書以上に発行された本が魔女を見つけたら・・・・、魔女の条件は・・・・とつらつらと書き並べたものがベストセラーだったことです。