素敵ギルドのあらすじ・作品解説
素敵ギルドは、遊地やよみの漫画作品である。少女漫画雑誌のCookieで、2005年7月号から連載開始、2007年10月号で終了、単行本全4巻を刊行している。 今作品は、異常聴覚の持ち主で20歳の宝城風雅(ほうじょうふうが・通称ふう)をめぐるストーリーである。 ふうはある中華料理店を訪れ雇って欲しいと頼むが、すでに雇い済みなことを理由に断られる。ふうは住み込みの求人を見て訪れたのだが、行く所がないため、人目も気にせず公園のベンチで横になり眠る。そんなふうに3人組の男が声をかけるが起きようとしない。そこで3人はふうをある場所へ連れて行くのだった。 3人組の正体は漫画家の岩沢壱太、黒田三滋、陣内五佑で、ふうを連れて事務所に移動した。ふうが目を覚ますと、別々の住所がある3人は事務所に住んで良いと言い食事や掃除をしてほしいと提案するのであった。しかしふうの質問をはぐらかしたり、訪問してきた尾崎を加えた4人の怪しい会話を聞いたふうは、野宿のほうがましだったと考えだす。