フィフス・エレメントの感想一覧
映画「フィフス・エレメント」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
リュック・ベッソンの作品で一番好きな映画
ぐんぐん引き込まれる独特の世界観リュック・ベッソンの作品の中では「レオン」が一番有名どころだと思うけれど、私はこの「フィフス・エレメント」が同じくらい好きだ。その独特の世界観や特徴のある登場人物、SFエンターテイメントのツボを押さえたような展開全てにワクワクさせられる。宇宙船(この宇宙船のデザインがまた奇抜で素晴らしい。内臓のようにも蛹のようにも見えるそれはストーリーに対する期待をかきたてられる)に乗ってやってきたモンドシャワン人のその奇妙な姿(一目見たときに、あれじゃ走ったりはできないなと思ったのだけど、それは壁にはさまれて鍵を残すための伏線なのかと思った)や、そこから300年後になったときの世界の風景や、すべてにSFらしいエンターテイメントがたっぷりと詰まっていて、どんどん映画の中に入っていってしまう。コーベンの部屋もいい。あの無駄(あえてそういってしまおう)に未来感を感じる作りは...この感想を読む
日本の少年漫画のような映画
実はすごい実力者なんだけど、訳あってタクシードライバーをしている冴えないおっさんの元へ、いきなり世界の存亡をかけるほどの力をもった美少女が舞い降りて、なんだかんだでおっさんが世界を救っちゃうというそういうお話。おっさんの部分が若い少年だったら、完全に少年誌で連載してそうな日本じゃよく見かけるSF映画です。なんだかこの頃のブルースウィリス主演の映画ってSF映画が多い気がするんだけど、普通に映画の流行り廃りの問題なのかな。ところで、ヒロインを演じているミラジョヴォビッチですが、個人的にこの映画に主演したミラが、ミラ史上で最高の出来栄えだと思っています。若さ・容姿・仕草・喜怒哀楽etc。全てが最高、ファンタスティック。日本の少年漫画に似ているだけあり、わーわーごちゃごちゃしていながらも、わりととっつきやすい映画だと思いますよ。
独特の想像力から出来ています
独特の想像力から出来た。この作品はスペシャルです。同時の視点とイマジネーションにそのこにお作品に具現化されています。世界は1997年のフランス映画。ゴーモン製作のSFアクション映画でかなリの話題作でした。主演はブルース・ウィリス。女優ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作でもあり。このミラがまた超かわいい。エジプトのピラミッドから発見され石が悪いことを暗示しているとされ、謎を呼び主人公を奇妙な冒険に誘います、。貴重な石が4つありその意志をl主人公が追いかけますが多数のライバルが登場します、怖いカットもあり。300年後の未来が舞台になっております。楽しめる映画です。
SF映画の醍醐味
わかりやすいSF映画だと思う。遥か未来、テクノロジーが発展した地球では、タイヤを使わず反重力装置的な仕組みで動く乗り物が空中を走行し、首が痛くなるほどの高層ビルが立ち並ぶ。そして、ほかの惑星や衛星へ気軽に旅行でき、異星人たちとの交流もある。そんな『未来』ときいて想像するようなシチュエーションの中で起こる、今の時代と変わらないようなアクション。SFが見たいという欲求と、派手なアクションが見たい、という欲求を同時に叶えてくれる作品だ。キャストも、主人公にブルース・ウィリスを起用し、もうそれだけで何か大変なドンパチ騒ぎが起こって最後は丸く収まるんだろうな、と想像させる安心感。ミラ・ジョヴォヴィッチのデビュー作としての一面も外すことは出来ない。そして、クリス・タッカーのオネエDJ役がハマりすぎててこれが彼の素なのではないかと思うくらい楽しい。わかりやすい未来としての衣装も素敵で、作中に登場するオペラ...この感想を読む