EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗の評価
EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗の感想
紅に続く蒼の物語
紅に続く王道路線 蒼のテーマは亡国の王女スクウェア・エニックス時代から、ハイレベルな作画と安定したファンタジー路線で定評のある東まゆみ。原作つきの作品を担当することの多い東まゆみの、オリジナルの代表作が『EREMENTAR GERAD』である。空賊の少年・クーと七煌宝樹の少女・レンの冒険譚であるこの物語は、 全18巻に及ぶ連載の末エンディングを迎えた。その外伝でありもう一つの物語が『EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗(以下、蒼)』である。単行本のカバーが青を基調としていることから『蒼』と呼ばれ、対してクーたちの物語は単行本のカバーが赤であるため『紅』と呼ばれる(主人公のテーマカラーがそれぞれクーの赤、アシェアとジィンの青であることにも由来するかもしれないが、詳細は不明)。『紅』がボーイ・ミーツ・ガールの王道展開だったことと同じくして、『蒼』も亡国の王女という王道路線を貫いている。東まゆみは良くも悪くもケレン味が...この感想を読む