世界の中心で太陽にほえるのあらすじ・作品解説
世界の中心で太陽にほえるは、ポンセ前田の原作した漫画作品である。ジャンプSQで2007年12月号から連載開始、2008年8月号で同誌Webサイトに移行し掲載、同年10月号で終了、同年ジャンプSQ12月号に特別編を掲載、単行本として全1巻を刊行している。 原作者の作品には、甲子園のヒーロー山田を獲得するドラフト会議にプロレス団体が参入する「起動球児山田-巡りあい稲木ー」や、バカ殿の奇天烈なキャラクターと無能な家来のドタバタな日常を描いた「オレタチのバカ殿」などパロディやギャグ漫画がある。 今作品は、テレビドラマ太陽のほえろのパロディーとなっており、ヘソ曲署に赴任してきた新任刑事の山田ひろしが、現場の熱い刑事たちに振り回される日々を1話完結で描く。 キャラクターにはいつもブラインド越しに外を眺めている刑事課長・石花U次郎、ヘソ曲署初の女性刑事で凄腕の刑事を父に持つ美人刑事の菅原文(すがわらあや)。つぎはぎらだけのスーツを着る凄腕の右門凶作、ランニングシャツ姿の二期作、まだ赤ん坊のエルニーニョの3兄弟。署の宝と称される松方比呂鬼や「なんじゃこりゃ」としか発言しない、これはなんですか刑事などがいる。