東大快進撃のあらすじ・作品解説
東大快進撃は、小林よしのりの漫画作品である。週刊ヤングジャンプ誌上にて1980年7号から連載を開始、1981年25号で終了、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、前作でお灘中学に転校した東大通（とうだいとおる）がもう勉強の末オサール高校受験に失敗し、激しく落胆したところを、母がなんとかしようと選んだ優秀館高校に入学、そして東大進学を目指して「いちょうの会」を結成し不良たちも巻き込んだのだが・・・その後。の話である。 東大通は見た目だけ東大に似ているが不良の集まる貧乏な優秀館高校を退学になった。本物の東京大学を探すためにわざわざ東京まで来た通。しかし、なぜか目の前にライバルとして争ってきた多分田吾作（たわけたごさく）の姿があった。 多分が話すには、母が亡くなった後、愛人を連れて家を出た父が戻ってきたという。その父はエリートの雰囲気で満ちている知識ヶ丘学園の校長をしているという。多分の父に紹介された東大は、東大入学に駆ける熱いスピリッツを買われ入学を認められるのだが。
