リトル・ロマンスのあらすじ・作品解説
「リトル・ロマンス」は1979年のアメリカ公開映画である。監督はジョージ・ロイ・ヒル。主演のアメリカ富豪の娘ローレン役に、ダイアン・レイン。彼女の映画デビュー作となる作品で、ジュリアス役のローレンス・オリヴィエの威厳あふれる演技との共演が好評を博し、ダイアン・レインは一躍脚光を浴びることとなった。原作はロミオとジュリエットをベースにした、フランスの少年とアメリカ娘の禁じられた恋を描いたラブストーリー。神童としてそれぞれが孤独な境遇を送るダニエル少年とパリで暮らすアメリカの富豪の娘ローレン。ふたりは恋に落ち、お互いに惹かれ合っていくが、母親の反対によりローレンはアメリカに帰ることになってしまう。ある日ルーブル宮殿の中庭で出会ったジュリアスという老人から、ヴェネチアにある嘆きの橋での伝説「サンセット・キッス」についての話を聞いた。ふたりが永遠に結ばれるというその場所に行きたいと願うローレンだが…。
