ぽっかり助之介のあらすじ・作品解説
ぽっかり助之介は、２０００年３月号から２００１年１月号まで月刊少年ジャンプにて連載された日本の漫画である。原作者はまつお芭修。作画はこせきこうじ。単行本全２巻（ジャンプコミックス）集英社によって出版される。 こせきこうじが、原作者付きで作画を描くという異色のコラボレーション作品である。内容は、江戸・将軍吉宗の時代背景・・・表向きは医者で、貧しい人からは治療代を取らない庶民の味方でお人よしな貧乏長屋で暮らす、ちょっとだけ女たらしで、いつもぶらぶら遊んでいる主人公（大井助之助）が、実は徳川将軍家の闇の密命を受けて動く元公儀隠蜜だった・・・というもの。さらには、悪の元締めは主人公（大井助之助）の相棒だった、という裏切りや、その相棒が、組織の部下に逆に裏切られてしまい命を狙われるが、最終的には、主人公である大井助之助が実は将軍の落・・・人間の闇の部分を描いている、ややシリアスな時代劇風の漫画である。
