ぼくの美しい人だからのあらすじ・作品解説
「ぼくの美しい人だから」は1990年公開のアメリカ映画である。原作はグレンサヴァンの同名原題WHITE PALACE。監督はルイス・マンドーキ、キャストはスーザン・サランドン、ジェームズ・スペイダー。第48回ゴールデングローブ賞受賞作。43歳のハンバーガーショップで働く女、ノラとセントルイスの高級住宅街に住む27歳のビジネスマン、マックス。彼らは住む世界も年代も違う生活の中で、偶然か関わり、再会し、ある夜ノラから半ば強引に関係を持ってしまう。肉体関係から始まり、その快感に溺れてゆくマックスとノラ。しかし互いの年齢や違いすぎる環境の中で、相手を想いながらも、複雑に絡み合う感情から嘘を重ね、相手を傷つけてゆく日々。そしてノラは別れを告げる。お互いに大切な人を失った悲しみを抱えながら、二人の本当の気持ちはどう展開するのか…。スーザン・サランドンの年齢を経てなお魅力的な存在感、ジェームズ・スペイダーの繊細な演技にも注目のラブストーリー。