シマシマのあらすじ・作品解説
シマシマは、原作・山崎紗也夏のマンガで、2008年から2010年にかけて講談社のモーニングにて連載され、単行本としては全12巻・全107話がモーニングKCから刊行されている。テレビドラマ化もされており、2011年TBS系列の深夜ドラマ放送枠にて放映された。ドラマ版では原作では名前の設定がなかったキャラクターにフルネームが与えられた。平均視聴率は2.7%を記録している。 シオはアロマエステを営業していたが、夫の浮気で離婚、以後不眠の毎日が続いていた。シオは誰かが隣に寝てくれると安心して眠りにつけるということをヒントに、不眠に苦しむ女性に一晩、男性を派遣するビジネス「ストライプ・シープ」を立ち上げる。そんな彼らの人間関係を描いている。 女は男と寝ることで強くなるというキャッチコピーがあるが、性的な意味合いは全くなく、眠れない女性を安眠させることが目的である。ストライプ・シープのストライプには平行関係の意を含んでいる。
シマシマの評価
シマシマの感想
添い寝…してもらいたいイケメンがいます!
旦那に逃げられ残ったものは旦那と開業した店の借金と寂しさだけ。そんな不運な状態から始まった女性・シオの職業がすごい。日中はエステサロンみたいなものを経営していて夜は…イケメン4人を女性宅に派遣させて添い寝させるという!シオにもあるのですが独りで眠れない時は温もりが欲しくなる、というやつです。様々な事情を抱えて眠れない女性の部屋に行き、眠るまでお喋りしたり相談に乗ったり。この添い寝の仕事が女性からしたら美味しいですよね。イケメンに添い寝してもらってしかも極上の眠りをもらえる、なんて。男性側には結構苦労があって、女性より早く寝ない、魘されていたら起きる、朝は先に起きて支度して待っている、などすごい仕事です。こういう仕事を展開したのは、シオ自身寝れない人だからと思うのですが、なぜか弱みを見せたくなくてこの4人には頼まない、一人で乗り切るっていう強さ。こんな漫画読んだことがなかったので斬新でし...この感想を読む