秘密の花園のあらすじ・作品解説
「秘密の花園」は1993年アグニシュカ・ホランド監督によるアメリカ映画である。原作はフランシス・ホジソン・バーネットの同名児童文学作品。ミュージカルやアニメ化され日本でも公開されている。出演はケイト・メイバリー、ヘイドン・プラウス、アンドリュー・ノット他。イギリス植民地時代のインドに住む孤独な少女メアリーが、大地震で両親を亡くし、血の繋がらないイギリスの伯父の館へ引き取られる。伯父は妻を亡くした悲しみから立ち直れず旅に出かける日々を送っていた。独りさみしい日々を過ごすメアリーに、こまどりが案内した場所は、閉ざされ荒れ果てた花園だった。そこで少年ディコンと出会い、ふたりは花園を蘇らせようとする。そしてある日、メアリーは、屋敷の中に幽閉された病弱で歩くこともできず、屋敷からも出たことのない少年コリンの存在を知る。お互いの孤独や悲しみを抱えた人々が、花園の復活によって人生も内面も変わってゆくストーリーを描いた名作。