ドラゴン/ブルース・リー物語のあらすじ・作品解説
ドラゴン/ブルース・リー物語は1993年にアメリカで公開された文芸及び伝記映画である。 ブルース・リー夫人の著書及び「燃えよドラゴン」でメガホンを取ったロバート・クローズ監督の著書『ブルース・リー ザ・ビギニング』を映画化した作品である。 監督を「ハードウェイ」のロブ・コーエンが担当し、エドワード・クマラとジョン・ラッフォがロブと共同で脚本を執筆している。 主役のブルース・リーを演じたのは「心の地図」のジェイソン・スコット・リー。 TVドラマ「NCIS~ネイビー犯罪捜査班~」にレギュラー出演していたローレン・ホリーがリンダ夫人を演じている。 アメリカでの興行収入は約3511万ドルとなっている。 この作品は世界的アクションスターであった故・ブルース・リーが、父の提案で生まれ育った香港からアメリカに渡り、リンダ夫人との出会い、アクションスターになるいきさつや苦悩などを鮮明に描かれた内容となっている。
ドラゴン/ブルース・リー物語の評価
ドラゴン/ブルース・リー物語の感想
ブルース・リーの武力は自己コントロール使いの東洋の秘密
ブルース・リーは現代の宗教だ、彼ほど死してなおかつ、彼ほど知られている存在は無かろう。中近東の戦闘地でも、平和で諍いすらない国でも、ましてや言葉が全く違い挨拶すら知らない言葉の国でも、全ての年齢の層が知ってるブルース・リー。彼は戦いのシンボルであり、彼は空手を使う映画で有名になった、その彼は決して誰も凶器をイメージしない、彼の体や動き、声、意志、語りかける仕草、何一つとして暴力のシンボルではない。彼は、虐げられ、我慢して、やり場の無い怒りの雄たけびをあげた有色人種のシンボルだった。全ての有色人種や全ての層の白人種達にも受け入れられた数少ないスターである。まさにスターとしか言いようが無いミステリーの中で生きて死んでいった。死してなお、世界中の全ての層に知られ、指示される存在である。少年たちは一度はブルース・リーに成り切った、彼の影響は大きい。次に続くのはジャッキー・チェンくらいだろう。この感想を読む