天国の日々のあらすじ・作品解説
天国の日々は1978年に公開されたリチャード・ギア主演のアメリカ映画である。 (日本での公開は公開から約5年後の1983年5月) 夕暮れのシーンを全て特殊な時間帯に撮影されていることや独自の撮影法が高く評価されたことなどから、1978年度第51回アカデミー賞で撮影賞受賞、作品賞を含む3部門がノミネートなど他カンヌ国際映画祭などでも賞を獲得している。 KINENOTEでも100点中/74点という高い評点を得られている。 監督及び脚本は「地獄の逃避行」のテレンス・マリックが担当し、製作はバート・シュナイダーとハロルド・シュナイダーの兄弟、撮影は欧米で活躍するカメラマンのネストール・アルメンドロスとハスケル・ウェクスラーがそれぞれ担当している。 この作品は20世紀初頭のテキサス州のとある農場で麦を刈る仕事に雇われていたビルとリンダの兄妹と"妹"と偽って一緒に働いてるビルの恋人アビー、そしてアビーに片想いしている農場主のチャックが繰り広げる愛憎渦巻くストーリーが描かれている。