益荒王のあらすじ・作品解説
益荒王は、 週刊ヤングジャンプ(集英社)に連載されていた坂本眞一の漫画である。2005年25号から連載を開始し2006年50号で完結しており、コミックスは発売は全7巻。 大阪のとある下町が舞台、一年に一度だけ行われる喧嘩祭りの一種、益荒男祭りで優勝することで益荒王の称号を得ることが出来るお祭りがあり、この称号を持った者は他から尊敬の眼差しでみられる事間違い無しのまさにヒーローそのものである。主人公の大和武士(やまとたけし)は、東京から大阪に引っ越してきてこの街に暮らしている17歳の少年である。体が大きく正義感が強いため困っている人を見るとつい人助けしてしまうが喧嘩っぱやい所があり、東京での喧嘩の成績は無敗であった。学校のクラスメイトである八巻セリの事が好きな武士は益荒男祭りで優勝してセリに告白すると心に決めており祭りの参加を決心する。祭りでは喧嘩屋の寅壱をはじめ、元空手家の零や家族を失った工場経営者など個性溢れる参加者が集まり、ついに優勝を掛けて祭りが始まったのである。
