タワーリング・インフェルノのあらすじ・作品解説
タワーリング・インフェルノは、1974年製作のアメリカ映画でジョン・ギラーミン監督、アーウィン・アレン製作によるビル火災を題材としたパニック映画である。ワーナー・ブラザースと20世紀フォックスが別々に手がけていた映画を、ひとつの作品としてまとめ共同製作した作品であり、日本では1975年に公開された。 この共同製作により、当時ワーナーと20世紀フォックスのトップ俳優だったスチーブ・マックィーンとポール・ニューマンの競演が実現し、他にもウィリアム・ホールデンやフェイ・ダナウェイ、フレッド・アステアといった名優が数多く出演するオールスター・キャストの豪華作品となった。 手抜き工事によって火災が発生した地上135階建ての超高層ビルを舞台としており、消防隊長(スチーブ・マックィーン)やビルの設計者(ポール・ニューマン)らによる、ビル上部に取り残された人々の救出を描いた作品である。。 この作品は公開年の興行収入第一位を記録するヒット作となり、また同年の第47回アカデミー賞でも3部門を受賞している。
タワーリング・インフェルノの評価
タワーリング・インフェルノの感想
トラウマ作りにお勧めします、悪夢が長い期間楽しめます 治るとはお約束できません
1974年のアメリカ映画で、ここからパニック映画の分野が出てきたと言っても良いと思います。ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーンで往年のタップダンサー、フレッド・アステアも出演しました。 超高層ビル火災を描いた映画、こんなはずではなかった、何でこんな事になるんだ、こんな所に来るはずじゃなかったの大後悔と、緊急時に現れる丸出しの本性、パニック映画の大傑作ですが、トラウマに成る事請け合いです。エレベーターが傾いて、中の人間が木の葉の様に落ちていきます。アメリカをご存知の方なら良くご存知だと思いますが、消防士の皆様は戦う男達です、命知らずで親父も息子も皆消防士って良くいらっしゃいます。私はこれを見て、しばらく恐い夢を継続して見るようになりました。 今でも高所恐怖症は治っていません。
年代を経て、今なお大傑作だと思います。
超高層ビルの火災現場を舞台に繰り広げられる様々な人間模様。スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンという2大トップスターが出ているという点で、映画自体が重厚な雰囲気をかもし出しています。そしてこの二人の男の熱い正義感に心打たれます。この二人以外にもフレッド・アステアなど、ハリウッドを代表する往年の俳優人が出演していて、実にゴージャスです。いわゆる「パニック映画」と言われていますが、「人間ドラマ」とも言えるかと思います。全体のストーリーとしてはありがちな話ですが、最後にありえない方法で消火を試みるところまで、全然退屈しませんでした。むしろ現実的にいつでも起こりうる可能性があるので、逆に真剣に見てしまうのかもしれません。子供の頃から、もう何度見たかわかりません。古い映画ですが、今なお色あせることのない傑作だと思います。
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