トイレット博士のあらすじ・作品解説
トイレット博士は、とりいかずよしが原作した漫画である。1970年に週刊少年ジャンプで連載開始、1977年に終了、単行本として全30巻が刊行されている。週刊少年ジャンプが創刊して間もない頃の作品であり、同誌の知名度上昇や躍進に大きく貢献したことで知られている。 今作品はうんちネタを中心としたギャグマンガとして一貫していて、主人公が相手を小馬鹿にしながらVサインを出し「マタンキ」と発言するなどが、当時の読者層を中心に流行した。原作者は当時、赤塚不二夫のアシスタントをしていたため画風も赤塚不二夫風である。 舞台はトイレット博士研究所。助手は博士の研究途中のクスリに味の素を入れて食べてしまう。すると、あら不思議、体が小さくなってしまったではないか、小さくなってしまった助手を見て博士は成功したと喜ぶのだった。 そんな研究所にある悩みを解決してほしいというお嬢様が訪れる。その悩みは1ヶ月もの間うんこが出ないというもので、博士と助手は例のクスリを使って小さくなり、お嬢様の体内に入り問題を解決しようとする。
