少林寺木人拳のあらすじ・作品解説
少林寺木人拳は1976年香港公開、ジャッキー・チェン主演のアクション映画である。 日本で公開されたジャッキー・チェン主演映画の中では最古の作品。 この作品は幼き日に父を殺されたショックで話すことが出来なくなった青年が、いつか父の仇を取るために少林寺に身を寄せる日々の中でふとしたことから洞窟に囚われた男と出会い、やがて青年が男を師として少林寺の卒業課題である木製人形たちを打ち倒したことで巻き起こる騒動や男の秘密によって、青年が戦いへと晒される作品である。 主人公の設定上、主演のジャッキー・チェンは作中のほとんどを話さずに演技している。 監督は「蛇鶴八拳」「カンニング・モンキー 天中拳」などジャッキー・チェン主演作品の監督を多くつとめるチェン・チーホワ。製作総指揮にはゴールデン・ハーベスト社を立ち上げたロー・ウェイ。 日本公開時には日本版主題歌が挿入された特別版が放映され、2012年にはソフト発売された。
少林寺木人拳の評価
少林寺木人拳の感想
カンフー物の傑作
少林寺で拳法の修行をしているジャッキー演じるおしの主人公。周囲からは軽んじられても、拳法修行にはまじめなので色々な技を身につけていきます。少林寺には免許皆伝になるのは条件があり、木製の人形たちの集団と戦って勝たねばなりません。主人公は洞窟にいた男から特殊な拳法を教わり、一流の拳士となって試験をクリアーしますが、その男は実は長年探し求めていた父を殺した相手だった。強いが残虐で犯罪を犯したために少林寺を追放されていた男が少林寺に復讐にやってきて育てたジャッキー演じる主人公との死闘になります。圧巻なのが木人たちとの戦闘シーンです。これの独特さがカンフー映画の中で異彩を放つ原因となっています。ストーリーもわかりやすく、子供の頃の大好きな一品でした。
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