木靴の樹の評価/評判

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木靴の樹の評価

木靴の樹についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
4.504.50
(1件)
映像
4.504.50
脚本
4.504.50
キャスト
4.504.50
音楽
4.504.50
演出
5.005.00

各項目の評価分布

総合評価

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

映像

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

脚本

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャスト

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

音楽

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

木靴の樹の感想

人間存在の根源に迫る高貴な美しさと優しさと、厳しさと痛みに満ちた 「木靴の樹」

このエルマンノ・オルミ監督の「木靴の樹」は、1970年度のカンヌ国際映画祭で、満場の拍手を浴びて、最優秀作品賞にあたるグランプリを受賞した、世界映画史上に名を残す感動の名作です。これほどの秀作が、当時50歳にならないエルマンノ・オルミ監督が、自ら原案、脚本を書き、撮影から編集までやってのけ、まさしく低予算の、素人演出の、手作りで成し遂げられたことに、驚異と感嘆を覚えてしまう。いや、だからこそ、傑作が生まれ出たもう一つの映画作りの証言が、ここにはあるのです。この作品は、19世紀末の北イタリア、ロンバルジア地方ベルガモの、集団住宅に暮らす、貧しい小作農の四家族の話です。その生の営みを、人の世の誕生を死を、愛を争いを、労働を安らぎを、喜びを悲しみを、その全てを、土と自然と生活の息吹の中に、ほとんど"寡黙の静けさ"で凝視していくのです。働けど働けど地主に搾取される貧しさに、だが四季は豊かに移ろい、小さな...この感想を読む

4.54.5
  • dreamerdreamer
  • 62view
  • 867文字

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