山河遥かなりのあらすじ/作品解説

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山河遥かなりのあらすじ・作品解説

山河遥かなりは、1948年のアメリカ映画である。監督は、「真昼の決闘」「地上より永遠に」「わが命つきるとも」のフレッド・ジンネマン。脚本は、リチャード・シュヴァイザー。音楽は、ロバート・ブルム。出演者は、イワン・ヤンドル、モンゴメリー・クリフト、ヤルミラ・ノヴォトナ、アリーン・マクマホン。 舞台は第2次大戦後のドイツ。救済所に来た少年カレルは、命は助かったものの家族と引き離されてナチの収容所に入れられた絶望から、心を閉ざしたまま話せなくなってしまっていた。その後、ガス室に送られる恐怖心が蘇って脱走したカレルは、アメリカ兵のラルフと出会って一緒に過ごすことになる。笑顔と優しさを見せてくるラルフに対し、次第に心を開いていくカレル。一方、息子を探し続けていたカレルの母親が救済所に辿り着いていた。戦争の悲惨さを子供の姿から語らせた秀作。 アカデミー賞にて原案賞、ゴールデングローブ賞にて脚本賞・特別子役賞・国際賞を受賞した。

山河遥かなりの評価

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