結婚の条件のあらすじ・作品解説
「結婚の条件」(原題:She's having a Baby)は1988年公開のアメリカ映画である。監督は「ホームアローン」などの脚本も手がけたジョン・ヒューズ。主演はケヴィン・ベーコン、相手役はエリザベス・マクガヴァンが演じている。シカゴ生まれの若者ジェファーソンとクリスティは、互いに一目惚れしてまたたくまに結婚する。しかし式直前には結婚に対する恐怖心や現実との葛藤に悩むジェイク(ジェファーソン)、結婚生活がスタートしたものの、クリスティの父親から収入が少ないと就職させられ、慣れない仕事に就き、ローンを組んで新居の購入。浮気心の見え隠れもはじまり、二人の関係もギクシャクし始める。そんな中、本心では子どもを望んでいたクリスティが、ピルの服用をやめる。そのことを契機に二人はお互いの別の一面を知り、改めて深く愛し合うようになる。出産までの道のり、不安を経験した二人が手にしたものは…。結婚に対するイメージや現実を面白おかしく描いたユーモラスな作品。ラストも見逃さずに。