黒い絨氈のあらすじ/作品解説

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黒い絨氈のあらすじ・作品解説

密林の開拓者と人喰い蟻マラブンタとの死闘を描く1954年に公開されたアメリカの昆虫・パニック映画。原作はカール・スティーヴンソン、監督は「宇宙戦争」「アウターリミッツ」(TV)のバイロン・ハスキン。 20世紀の初め、南米アマゾンの開拓に15年間従事し、農園の経営者となって富を得たクリストファーの元に、アメリカからジョアンナが嫁いで来た。互いに顔も知らず、募集広告で志願した彼女は再婚だったが、それを知らされていなかった彼は難色を示す。が、彼が長年苦労して築き上げた農園と2人のぎこちない新婚生活は、間近に迫る”黒い絨毯”、全てのものを喰い尽すジャングルの肉食蟻マラブンタの大群に脅かされようとしていた…。 大半を夫婦の人間ドラマが占めるが、マラブンタの恐怖を描くスペクタクル・シーンは恐ろしく、迫力のクライマックスとなっている。クリストファーを「ベン・ハー」「十戒」のチャールトン・ヘストン、ジョアンナを「サウンド・オブ・ミュージック」「探偵物語」のエリノア・パーカーが演じている。

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