クルセイド〜風のヴァレリー〜のあらすじ・作品解説
クルセイド～風のヴァレリー～は定金伸治の小説、ジハードを山根和俊が漫画化した作品である。月刊少年ジャンプで1995年8月号から1996年3月号まで連載されていて、集英社から全2巻で完結している。 定金伸治は1971年生まれの大阪府出身で1991年のジハードでジャンプ小説・ノンフィクション大賞に入賞して小説家のデビューを果たした。この小説の挿絵も山根和俊が担当していた。山根和俊は三重県出身で週刊少年ジャンプのホップステップ賞をBERSERKで受賞して漫画家デビューをしている。 クルセイド～風のヴァレリー～は宗教戦争を題材にした漫画作品である。内容は十字軍が聖地エルサレムを奪還しようとした時代にイスラム教側に味方した貴族の智将ヴァレリーの視点で書いている。敵になるのは大英帝国の獅子心王のリチャードとフランスのフィリップ尊厳王の連合軍だった。十字軍はヴァレリーの知略に富んだ作戦に翻弄されることになる。
