島根の弁護士のあらすじ・作品解説
島根の弁護士は、ビジネスジャンプにおいて2004~2008年にかけて連載された、あおきてつお原作の漫画であり、全101話、コミックスでは全13巻で完結している。 島根県弁護士会に属し、秋田法律事務所に勤務する「山崎水穂」が主人公で、県内で26人しかいない弁護士の1人として、数々の法律問題を解決していく。 わずか26人と少ないことから、些細な日常のトラブルから殺人事件までに係ることになるが、モットーである「罪を憎んで人を憎まず」や、明るい性格や努力のために、お人好しと思われることもある。 扱われている法律問題は、外国人労働者のオーバーステイ、学校給食費未納問題、認知症や家庭内暴力(DV)、常習窃盗犯の弁護、内定の取り消しなど、現代社会に起こりえる問題を多数扱っているため注目された。また、フジテレビジョン系列でスペシャルドラマ化されており、主人公・山崎水穂役を人気女優の仲間由紀恵が演じたことでも話題となった。