エル・マリアッチのあらすじ・作品解説
エル・マリアッチは1993年アメリカ公開、コロンビア映画配給のアクション映画である。 「スパイキッズ」シリーズのロバート・ロドリゲスによる初監督作品であり、1995年公開の「デスペラード」、2003年公開の「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」と合わせてマリアッチ三部作と呼ばれる作品群の第一作でもある。 元々は7000ドルという低予算で製作されたインディーズ作品だが、1992年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞したことからコロンビア映画による配給が決まり、全米上映された。 この作品はメキシコの田舎町を訪れたマリアッチが、自分と同じ黒いギター・ケースに黒服という出で立ちの殺し屋に間違えられたことから、殺し屋とその昔の仲間の抗争に巻き込まれる姿を描いたアクション作品である。 ロバート・ロドリゲスが監督・脚本・撮影・製作などをつとめており、主演のカルロス・ガラルドーは残りの二作を含めたマリアッチ三部作全てに出演や製作などの形で関わっている。