大ぼら一代のあらすじ・作品解説
大ぼら一代は、1973年第37号から1975年第28号まで週刊少年ジャンプで連載された本宮ひろ志原作の漫画である。コミックスは全12巻。 主人公の山岡太郎字は資産20兆円の岡山に住む豪族の子孫であった。しかし、太郎字は側室の子であったためあまり認知されることなく過ごしていた。そんな時、太郎字は母親の故郷であった海の見える港町に移り住むことになる。この港町は五代を中心とする不良集団が抗争を繰り返しており、荒らし放題であった。太郎字は五代に挑戦をして見事勝ち、五代たちと和解することになる。その後、太郎字は日本各地の大物と対決することになり、やがて日本を揺るがす大物へと成長していくという物語。物語の最後は衝撃の展開となっているので注目すべき点である。 同作者の作品である「男一匹ガキ大将」に似た点が多くあるが、この漫画ではそれ以上に、熱血男子の生き様や野望の大きさ、行動力が描かれており、読む人を熱くさせる漫画となっている。
