ボクのふたつの翼のあらすじ・作品解説
ボクのふたつの翼は、集英社の発行するウルトラジャンプにて、2002年８月から2005年の１０月まで連載され、単行本は５巻発売された、両性具を主題としたマンガである。 女子高校生である市丸ひろみは、昔から美少年であったいとこの柏木真琴が同居することになり、浮かれていた。九年ぶりに再会する真琴はどのようなイケメンになって来るのだろうと楽しみにしていたが、いざやって来たのは、スタイル抜群の足をちらつかせる、ミニスカートを履いた美少女であった。しかし、その美少女こそいとこの真琴であり、男性の性器を持ちながらも見た目も心も女の子の真琴は、完璧すぎる女の子の姿になっていた。そんな真琴と同居しながら、あらゆる出来事に直面し、二人は女子高校生らしく恋をしたりする。 性同一性障害などが世間にも認知され、その問題をコミカルに描いたボクのふたつの翼は、普通の恋愛マンガとは違う、笑いの中にも何かを感じさせる作品となっている。
