東大一直線のあらすじ・作品解説
東大一直線は、小林よしのり原作の漫画である。週刊少年ジャンプの1976年28号から連載を開始、1979年45号で終了、単行本としては全13巻が刊行された。原作者の小林よしのりは「おぼっちゃまくん」を始めとするギャグ漫画に加えて、自己の主張を含めた「ゴーマニズム宣言」などでも知られているが、当作品は漫画家として初めての連載作品となっている。 舞台は、大学の受験を扱ったもので、高度成長期の学歴信仰やそれに伴う受験競争(受験戦争)にまつわる社会情勢を当時の小林のギャグセンスで取り上げている。一方でアホやバカやキチガイを意味する「パープリン」や、パーフェクトと完璧を合わせた「パーペキ」などの造語を登場させている。 主人公は日本屈指の進学校・お灘中学に転校してきたの東大通(とうだい・とおる)。彼はどうみてもアホにしか見えない中学生であり、おまけに変態であった。東大通は「東京大学以外は大学じゃない」と考え、東大を目指し受験競争へ挑もうとするのだった。
東大一直線の評価
東大一直線の登場キャラクター
東大通
よみがな:とうだいとおる 性別:男性 国籍:日本 特徴:どう見てもアホ 一人称:わい 能力:ワルをまとめる能力が高い 外見:ブタ鼻 服装:ギャグのために仮装する時以外は常時学生服 信念:自らを天才と信じ、東京大学に絶対合格するという信念を曲げない 愛用辞書:黒ネコの単語