BAROQUE〜バロック〜の評価
BAROQUE〜バロック〜についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
BAROQUE〜バロック〜の感想
小川彌生「BAROQUE~バロック~」は人物設定がこまやか
人物設定の繊細さが光っている作品は面白い!最初のページでそれとなく、玄関が映し出される。そこには、表札がかかっていて、主人公の名前がいきなりわかってしまう。樺山温、3人家族。この温のお母さんが面白いのである!光恵!光恵!とエールを送ってしまうほど、面白いキャラクターに仕上がっている。どんな所に行っても自分が変わらないという不変なおかんである。たくましさと優しさとを兼ね備えた母の鏡である。美少年好き、韓流スター大好き。なんてミーハーなの!と思いきや、実際はバカ息子と言いながら、息子のことで頭がいっぱいのお人であります。母がミーアにエプロンを貸すシーンでナイスだ!母!めちゃめちゃミーアがかわいい~と叫んだ瞬間に、えっとこのエプロンは「光恵さんのだよね」と母がエプロンをつけている姿を想像しちゃいました。自分に似合わないけど、かわいいものが好きなんだなってこともわかります。トランスがby光恵と...この感想を読む