ナニワ金融道のあらすじ・作品解説
ナニワ金融道は作者青木雄二による借金にまつわるヒューマンドラマをリアルに描いた漫画である。1990年から1996年までモーニングで掲載され漫画単行本は2015年時点で1600万部を超えるベストセラー漫画である。2007年には映画化もされている、かつTVドラマの単発ドラマとしてフジテレビ系列、SMAP中居正広主演でパート6まで放送もされている人気ドラマでもある。 主人公、灰原達之は勤めていた会社が倒産してしまい再就職先を探していた。過去に借金の経験がある灰原はどこの金融屋に面接に行っても審査で落とされる中で「株式会社帝国金融」に入社することになる。研修中に追い込みをさっそく経験する中で金融業を自分の転職に決め大阪一の金融屋を目指していく物語である。 TVドラマは1996年2月16日に中居正広主演でスタート、単発のスペシャルドラマとして2005年までにパート6まで放送されている。 2003年に作者青木雄二没後、青木プロダクションとして2007年から続編がスタートしている。
ナニワ金融道の評価
ナニワ金融道の感想
リアルさと緩さのバランスが好きです。
このぐらいの画力で丁度いい。大阪・ミナミの「帝国金融」という消費者金融会社の物語で、貸した金は何が何でも取り返す社風の帝国金融。主人公の灰原達之を除いてみんなコテコテの関西弁の為金を取立てる時の恐怖感が伝わってきます。また、ガラの悪いヤクザが登場したり知識の無い人を騙して儲けたりする人達もいて、あの緩い画じゃなかったら読めない内容です。勿論、借金に追いつめられていく人の生活を見るとあまりにも不憫で読み進めるのがしんどい時もありましたが。読者それぞれの想像力によって夜逃げする人の悔しさ、絶望感の伝わり方が変わってくるのではないかと思いました。1990年に連載された漫画ですが現代のように綺麗でリアルな人間が描かれていたら皆同じ感想を言うのではと思います。主人公の安定感が良い見た目は真面目な好青年なのに、ヤクザのようないかつい人達の元で大阪一の金融屋になると決意する主人公。根性あるなあと思います...この感想を読む
怖い感じにもなりました。
この、コミックスを初めて見た時には金融機関の怖さを実感する事にもなったのです。初めて見て、お金の怖さを実感させられる事にもなったのです。ですが、このコミックスについては金融機関についての仕組みやどのような形でお金の流れになって行くのかがなんとなくという感じにはなるのですが、分かってくるようにもなったのです。ですが、このコミックスを読んでいくと少しでもお金の流れについて学んで行きたいと感じれるようにもなりました。これからも、このコミックスを読んでいきたいと感じたのはやはりどのようにストーリーが変化して行くのかがこれからはまた、違った視点から見て行ければ良いのではないかと思います。
ナニワ金融道の登場キャラクター
灰原達之
よみがな:まいばらたつゆき ニックネーム:灰原 性別:男性 国籍:日本国 住まい:帝国金融ビル3階 所属:帝国金融 性格:執念ある堅き精神 特徴:人の嘘を見抜く 価値観:しっかり者 物語上での目的:上司の取り立ての下っ端