「もっと、生きたい…」のあらすじ・作品解説
「もっと、生きたい…」は、原作をYoshi、漫画を安藤ゆきが担当した漫画作品である。マーガレットにて連載を開始、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、2004年に原作者が発表したケータイ小説を元に漫画化したもので、携帯電話が普及し始めた時代を背景に、ある猟奇事件を追う被害者の妹と、元伝説のプログラマーが見たものとは。 ある猟奇事件の背景に携帯電話が使われていた。携帯電話の電子メールに「down」とう件名のメールが届くと同時に、携帯電話の所持者の体の一部が切り取られてしまうというのである。不可解な事件の捜査をしていた警察が「down」件名のメールの発信元が、サイバーフォンという会社に務める神野のパソコンであることを突き止めた。 かつて神野は伝説のプログラマーと言われており、人口プログラムの開発をしていたが、恋人の瞳を亡くしてからすでに一線を引いている。神野は自らにかけられた罪を晴らすために、携帯猟奇事件の最初の犠牲者の妹・高橋まゆみと協力し、真相を追求していくのだが。