イレブンのあらすじ・作品解説
「イレブン」は高橋広作画・七三太郎（ななみたろう）原作によるマンガ作品。2000年まで「月刊少年ジャンプ」（集英社）に連載された。コミックスは全43巻が発行されている。 サッカーに燃える少年の成長からプロでの飛躍を描いたスポーツ作品。主人公・青葉茂（あおばしげる）は県立武蔵台高校に入学し亡き父の遺言をついに実行することにする～父・洋介はかつて日本代表でフォワードを務めたサッカー選手であり、我が子・茂にもサッカーをプレイしてほしいと願っていたのだった。 そうしてサッカー部に入部した茂であるものの最初はルールやポジションさえ理解していない始末、またクラブ自体も部員数11名未満というお粗末な状態であった。だが茂のサッカーへの惜しみない情熱がしだいに周りを巻き込んでいき、ついには全国大会への切符をつかんだのであった。 以降茂のサッカー人生はユース編～Jリーグ編～ワールドカップ編と紡がれていく。また本作には実在のジーコ・三浦知良・中田英寿といった実在の選手も登場し物語に彩りを添える。
