キメラのあらすじ・作品解説
キメラは集英社の月刊雑誌「スーパージャンプ」に掲載されていたファンタジー漫画である。単行本は2002年から2007年まで全16巻がジャンプコミックスでラックスから発行されている。作者は漫画家の緒方ていで、作者が大46回のスーパージャンプ漫画賞で準入賞を受賞し、「オースーパージャンプ」の2001年1月25号に掲載された読み切り作品「キカイじかけの小町」がもととなったことが作者により語られている。子の読み切りは、単行本の最終巻である16巻に収録されている。 帝国に住んでいた戦い好み赤い目を持つ種族キマイラは人間に滅ぼされたはずだったが、その生き残りである少女リンは自身の出自を知らず辺境の村で暮らしていた。あるとき、村へ逃れてきた少年タキと出会い、村が襲われたことによって自身がキマイラであることを知ることになり、帝国の命運を決める大きなものが足りに巻き込まれていくこととなるというストーリーで、完結編となるキメラファイナルクロニクルがオースーパージャンプに掲載され2008年に完結した。こちらは単行本が2巻発売されている。