西遊奇伝 大猿王 のあらすじ・作品解説
「西遊奇伝大猿王」は、寺田克也の作品である。単行本の「西遊奇伝大猿王」の1巻が集英社ヤングジャンプコミックス・ウルトラより1998年に刊行され、その後2010年に12年もの歳月を経て2巻が刊行されている。 2013年3月に発売されたウルトラジャンプ4月号より、「西遊奇伝大猿王」の短期集中連載がスタートしている。この連載は「寺田克也ココ10年展」という個展の開催を記念したものであり、この個展は寺田克也にとって国内初の大型個展であった。 「西遊奇伝大猿王」は「西遊記」の話を基にしている話で、孫悟空が天竺を目指す話である。しかし、原作の「西遊記」と大きく違うところが、天竺を目指す目的が釈迦を殺すためというところ。あの孫悟空が斬新なアンチヒーローに生まれ変わっていて、孫悟空の暴れ猿っぷりをみることができる。 コミックスは細部まで描きこまれた画と全編オールカラーのため、いろいろなシーンを迫力のあるカラーで見ることができる。