ワールドエンブリオのあらすじ・作品解説
『ワールドエンブリオ』は森山大輔著作の、学園SFアクション漫画である。 2005年から2014年にかけて少年画報社刊行の雑誌「ヤングキングアワーズ」にて連載され、コミックスは全13巻刊行。アニメ化などのメディアミックスはなかったが、コミックス10巻・11巻はドラマCD付き特装版も同時発売された。 舞台は現代の日本。他愛もないウソをつくことで他人と距離を取る主人公は、その行為を除けばなんの変哲もない平凡な高校生。2年前に失踪した叔母からメールが届く。姉弟同然に育った彼女からのメールに添付された写真には、幼少の頃に入院していた病院を背景にした叔母の姿があった。その病院に叔母の姿はなかったが、兄と慕う幼馴染みと再会。それと同事に刃旗(ジンキ)と呼ばれる特殊能力と、棺守(カンシュ)と呼ばれる化け物との闘争に巻き込まれる。 物語全体を通して「ウソ」がキーワードとなっており、派手なだけのアクション漫画とは一線を画す作品である。
ワールドエンブリオの評価
ワールドエンブリオの感想
引き寄せられていくような話でした!
現代でおきるファンタジーな漫画ですが、面白かったです!!昔に入院していた病院で化け物に襲われる主人公・陸が、久しぶりの再会となった友人とそして、繭みたいな卵を拾った事から話は始まりました。普通化け物たちに関わった人はその件の記憶がなくなるのですが、陸はなくならなかったことで化け物を生み出している感染源だと疑われてしまいました。実はこの化物っていうのが、ケータイの電波にのってやってくるとかで電話が鳴って出ちゃったら感染してしまうそうです。まさに現代の習性を活かした方法で。陸が持ち帰った繭からは小さな女の子が生まれてくるのですが、それが陸が探し求めているお姉さんの小さいころそっくりで…!しかも人間じゃないような雰囲気で、繭から生まれた時点で人間じゃないと思いますが(笑)陸も巻き込まれて最後には化け物になってしまうのですが…助かる手立てはありそうな予感です。面白かったので二巻へとサクサク進めます!この感想を読む
一巻から怒涛のストーリー
ワールドエンブリオは、現代の日本を舞台とする学園SFアクションコミックです。ごく普通の生活を送っていた主人公が化け物と、化け物を狩るものたちに巻き込まれていくというお話です。主人公の天海陸(リク)はある日突然化け物に襲われ、幼馴染の武部洋平(洋兄)に助けられます。洋兄は刃旗と呼ばれる武器で化け物をたおし、リクに、刃旗や化け物のことを詳しく教えてくれます。これを皮切りに、一巻では怒涛のストーリーが展開していきます。化け物から助かった後拾った繭の中から、ネーネという、動物のような長い耳のついた人間のような子がうまれたり。とにかくいろんなことが起きるので最初はついていくだけで必死ですがそれがあとあと、全てに繋がっていくんです。とにかく今後どうなるんだ?!とワクワクする作品です。