がんばれ！パンダ内閣のあらすじ・作品解説
がんばれ！パンダ内閣は作者つの丸が２００４年から２００５年まで集英社「週間プレイボーイ」に連載した日本の政治動物漫画である。 支持率低迷喘ぐ内閣が「人気が無いなら」とジャイアントパンダを内閣総理大臣に任命し、政党の人気復活のため、主人公のジャイアントパンダ（シャオシャオ）を総理大臣にする物語である。単行本は全３巻。 愛らしく動物園で見るそのままの姿のジャイアントパンダシャオシャオと目立ちたがり屋のシロテナガザルアンディ（政策参謀）が、政治の汚れた部分に巻き込まれながらもパンダの愛くるしさ、猿のずるがいこい知恵と行動で政界の荒波を乗り切るストーリーである。 ストーリーの背景が重たくリアリティーのあるものだけに、人の心を和らげる愛嬌のあるジャイアントパンダやシロテナガザルの普段の行動に重々しい物語の全体が朗らかになった作品となり面白く政治の世界が見えると評されている。垣間見える主人公のパンダの仕草が高く評価されている。
