アイドル地獄変のあらすじ・作品解説
アイドル地獄変は、集英社のビジネスジャンプで２００３年８号～２００３年２２号にかけて連載したギャグマンガである。講談社の月刊アフタヌーン四季賞佳作でデビューし第５２回赤塚賞準入選をはたした尾玉なみえが作者。もともとはポップな画風とは真逆で下ネタやコアなパロディーを多用するので今回も肌色成分が多めの作品になっている。沖縄出身で琉球空手を修めた１９歳の新人アイドルの主人公海ひろ子が、トップアイドルを目指してブラックな芸能事務所でエロめのグラビアアイドルをやっていたのだが、結局アダルトビデオの撮影の方に回されることになり、いろいろな武術に精通する猛者を相手に「１００人抜き」しないと合法的にレイプされてしまう。ということから始まるＢ級アイドルの闇の部分をコメディーチック描いた作品。 この作品は、全１５話で２００３年１２月１８日発売の単行本１巻で終わっているが、のちに２０１２年２月９日に講談社のシリウスＫＣからアイドル地獄変完全版が発売され、こちらには書き下ろし作品と特別座談会などが収録されている。
