RDG レッドデータガールの感想一覧
アニメ「RDG レッドデータガール」についての感想が6件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
絶滅危惧種の少女
荻原規子著の小説が原作のアニメ作品。花咲くいろは等を手がけるP.A.WORKSなので作画も良好。また、キャラクターデザインを岸田メルが担当していてとても可愛らしいです。内容なのですが第一巻に収録されている2話だけでは原作を読んでいない為か正直ストーリーがよく分かりません。泉水子の持つ力等はこの後に明かされていくのでしょうが現状ではなにがなんだかです。そういう点も含めて今後の展開に期待しています。またこの第一巻は特典が豊富です。Amazon限定特典はアナザージャケットですし、萩原規子描きおろし短編小説を収録したはじめての資料集などがついてきます。P.A.WORKSなのでボックスが出そうですが単巻マラソンもアリだと思います。
断念した人もったいない!
3話目くらいから話が面白くなっていきます。私は完全にはまりました!文庫本を大人買いしてしまうくらいに(笑)展開が読めなくて2人の関係が変わっていくところが見所です。話しが進むごとに色々起こっていきます。主人公の泉水子が成長していくところ、2人の心境の変化にドキドキです!泉水子と深行の距離が縮まったと思ったらまた離れて。でもお互いに心では必要としてて、それがお互いに伝わってないもどかしさは堪らないです(笑)是非、見てみてください。キーワードとしては、神霊、姫神憑、山伏、陰陽師、忍者、天狗、歌舞伎に関係ある人たちのお話です。見る価値ありです!ぜひ!アニメも見たら文庫本も見たくなります。買って後悔は絶対しないです。是非原作も読んでみてください!
じっくりみました…DVDが擦り切れました!?
何もとりえのない??主人公の鈴原泉水子(すずはら・いずみこ)ちゃんが色々な出来事にあって精神的に成長していく物語です。TV観ていて好きになったのでDVDも早速に観ました。原作が荻原規子さんの同名小説なんですが…TVを観ても解りにくく説明が欲しい所が結構あったのでTVでははしょっているといいますか、表現しにくい部分?何度も見直さないと解らない部分が結構ありました。DVDを観ながら原作も読んで更にかなり妄想しました。わかりにくいなぁって思う方は、是非原作も読んでください。声優さんが良かったですよね。主人公の鈴原泉水子ちゃんが早見沙織さんで泉水子ちゃんのナイト役(最初はいじめますが)の相楽深雪くんが山内昴輝さんでキャラにピッタリです。「月刊少年エース」で琴音らんまるさんが漫画も連載されています。いっぱい楽しめておいしい作品です。OPのAnnabelの歌うスモルワールドロップもよかったです。EDの伊藤真澄さんの歌う予感を聞...この感想を読む
絵がとても綺麗
原作を読んでいない自分にはファンタジー部分がいまいち理解できず・・・・。私の頭が悪いのか・・・原作を知らないとついていけないようなアニメの作りだったのか・・・・どちらかはわかりませんが、置いてきぼり感満載で正直ついていけない部分も多かったです。ですが絵がとても綺麗だったことと、泉水子の成長、そして深行くんとの恋模様が気になって最後まで見てしまいました。ぼんやりと泉水子の成長・恋模様に重点を置いて見ている分には楽しめました。その世界に入り込んでいけるような夢中になるような面白さはありませんでした。本筋が理解できていないので当然かとは思いますが。泉水子の成長・葛藤、そして深行くんがかっこいい、そんなアニメでした。
少年少女たちの繊細な感情描写が素敵です
主人公の少女 泉水子が、とても内気で引っ込み思案という性格なので、見ていてじれったくなったり、イライラする人もいるかもしれません。ですが、慣れ親しんだ場所から離れ外に出ようと決心し、少しずつでも行動しようとする様子は、頑張れ!と応援したくなります。髪を切ったり、眼鏡を外してみたりして、周囲の反応に一喜一憂する泉水子には、思春期を思い出します。転入生の少年 深雪とのやりとりも微笑ましく、原作ファンとしては、今後徐々に泉水子に魅かれてゆく深雪の言動の変化が楽しみです。また、美しい熊野の風景や、舞のシーンなどはうっとりと見惚れてしまいます。
雰囲気がいい
キャラデザと話の内容がとてもあった作品だと思いました。ストーリー展開がやや飛ばし飛ばししているような気がしました。もう少し上手くまとめられたらよかったのにな、と思わないでもないです。勢いやテンポの良さを重視する人には向いていない作品だと思います。バトルもあるにはあるのですが、人と人が熱くぶつかり合うようなものではありません。どちらかと言えはゆったりとした流れでストーリーが進んでいきます。アニメは原作の6巻あるうちの5巻で終わったので、やや消化不良な気がしました。映像が綺麗で、主人公が舞を舞う姿はとてもすばらしかったです。柔らかい雰囲気のアニメが見たい方にお勧めです。