ツリッキーズピン太郎のあらすじ・作品解説
ツリッキーズピン太郎は、原作を真倉翔、作画を岡野剛が担当した漫画作品である。週刊少年ジャンプ誌上にて2000年12号から連載開始、同年31号で終了、単行本として全3巻を刊行している。原作者の作品には、普通よりもフェロモン分泌が多いために次々と女性が寄ってくる「天外君の華麗なる悩み」など他、作画担当者のものとしてSFコメディーの「未確認少年ゲドー」などの原作作品や、「地獄先生ぬ~べ~」などで作画を担当している。 今作品では、釣り好きの少年にしてあの浦島太郎の子孫・浦島ピン太郎が、ひょんなことから先祖代々封印していたあるものを開封しようとする。 小学六年生のピン太郎は、とにかく釣りが好きで毎日しても全く飽きないほど。ある時、ピン太郎の幼馴染のじびきー(地引あみ)が、父親が大事にしていたビンテージルアーをなくしてしまう。あみをみかねたピン太郎は先祖代々伝わっていたあるものを使おうと決める。 あるものとは、かつて浦島太郎が竜宮城の乙姫にもらった玉手箱。いざ蓋を開けてみると乙姫の使いが現れ、開封した者が釣をする時に協力するというのだが、はたして父親のビンテージルアーを見つけることが出来るのだろうか。