氷菓の感想一覧
アニメ「氷菓」についての感想が5件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
もう1度観たくなる!氷菓に落とし込まれた3つの魅力とは…?
青春学園ストーリーの中でうごめくミステリー氷菓、というタイトルとこのストーリーにどう関連があるのだろうか。と初話を見ていて思った人は少なくないだろう。途中で”氷菓”というタイトルに触れる部分、つまりこの作品最大のナゾとも言える部分。そこに触れる一節がこれである。「I scream. ”私は叫ぶ”」 千反田える1回見た感想は何だこのミステリーもどきは。といった感想。暇ができもう一度氷菓を見て思った。あぁ、なるほど。と。その他にも愚者のエンドロールやクドリャフカの順番など沢山の伏線が回収されていく。その伏線を拾った上でもう1度見るということをして初めて氷菓の良さが分かったような気がした。貴方も是非古典部と一緒にもう一度ナゾトキを体験してみてはいかがだろう。京アニが創り出す綺麗で繊細な世界観この作品、氷菓は京アニこと京都アニメーションが手がけている作品である。作画がとても綺麗で繊細である。正直イラストを見...この感想を読む
舞台が都会ではないからこそ、素敵なことが沢山ある。
このアニメを見ると、うわー田舎だなぁと想いますが、決してケナしているわけはなくて、うらやましいのです。こんな場所で、学生時代を送れたら…なんて。氷菓という作品は、風景の美しさが際立っています。そして最終話に登場する『生きひな祭り』。(こんな素敵な文化が、どこの地域にもあれば良いのに!)内容はどうぞご覧になって堪能して頂きたいわけですが、最終話にウットリすること間違い無いでしょう。全編通して主人公が推理するアニメですが、ここは推理よりやはり絵、作画に注目すべきでしょう。主人公演じる中村悠一さん、なんともかっこいい声ですよね。大人しい主人公ですが、棒読みなわけではなく、きちんと主人公の性格を把握し、生き生きと声をあてておられます。
誰も死なないミステリー作品
『氷菓』は、米澤穂信の推理小説『<古典部>シリーズ』が原作のアニメです。ミステリーの部類にはなりますが、死人が一人も出ないのが特徴。舞台は、中部地方にあると推定される緑豊かな地方都市、神山市の進学校・神山高校。廃部寸前の謎の部活「古典部」に入部した4人の生徒を中心に日常の中の謎を解いていく、ちょっぴり切ないミステリー作品です。制作会社が京都アニメーションで、キャラクターデザインもかわいらしく、ヒロインである千反田えるに萌えるだけのアニメかと思いきや、謎解きもしっかりした作品です。壮大な世界観やテーマなどはありませんが、人と人との関係性の描かれ方がとても繊細なところが素敵だと思います。是非一度見てみることをおすすめします!
このアニメ、気になります!
まず音楽が最高、サントラもなかなかいいですがOPの「優しさの理由」と「未完成ストライド」が好きすぎて速攻TSUTAYAに行って円盤買ってきましたよw古典部の日常のお話。主人公の折木 奉太郎。イケメンで鋭いところをついてくるが省エネ君。千反田える。メインヒロインですかね、とても可愛らしいです。「わたし、気になります」が名言になってましたねw成績優秀でお金持ち、えるちゃんの料理を食べてみたいです。福部 里志、伊原 摩耶花。この2人も古典部。自分的にはまやかがお気に入りですね。ふくちゃんに恋して恥ずかしがってるところがたまらなく可愛い。内容よりキャラばかり観察してたのでこんどは内容をしっかり観てみようかなw
大好きな原作のアニメ化に不安はあったが…
大好きな米澤穂信さんの「古典部シリーズ」が原作のアニメです。思い入れのあるシリーズだっただけに、アニメ化と聞いて不安がいっぱいでした。最初にキャラクターを見たときは、イメージとあまりに違うのでがっかりしてしまいました。とくに福ちゃんこと福部里志のキャラクターデザインが、思っていたものと全然違ったので、なかなか馴染めませんでした。でも、さすが京都アニメーション、映像はとてもきれいでした。ストーリーは会話中心に進んでいく淡々としたものなのですが、飽きさせない魅せる演出が、随所に散りばめられています。何話か見ていると、キャラデザや声にも慣れてきて、京アニさんでアニメ化してもらえてよかったと思えるようになりました。