ダンタリアンの書架のあらすじ・作品解説
ダンタリアンの書架は、角川スニーカー文庫より出版されている三雲岳斗のライトノベルを原作としたアニメである。 テレビ東京系列ほかで2011年7月から9月まで全14話が放送された。 主人公ヒューイは、所領の半分を一冊の稀覯本と引き換えにするほどの好事家で蒐書狂(ビブリオマニア)であった祖父から書架を引き継ぐことを条件に屋敷と蔵書を相続することになる。 遺品整理のために屋敷を訪れ地下への階段を見つけたヒューイは、高く積まれている本の間で椅子に腰かけ本を読む少女と出会うのだった。 少女の名は「ダリアン」、本と甘い物が好きで漆黒のドレスに身を包んだ博識で美しき少女、そして胸に大きな錠前を隠し持っておりこれこそが禁断の幻書を納めているという悪魔の叡智への扉「ダンタリアンの書架」への入り口でありダリアンはその管理人であった。 2010年3月に阿倍野ちゃこにより漫画化され単行本全5巻が刊行、5巻目は通常版と限定版があり限定版に付属されているDVDには15話目となるエピソードが収録されている。