30歳の保健体育のあらすじ・作品解説
30歳の保健体育は2011年4月から6月にかけてTOKYO MX、BS11、AT-Xにて放送されていた15分枠の日本のアニメ作品である。監督は「伝染るんです。OVA」や「ガンダムさん」などを手掛けたまんきゅうで、アニメーションは「殿といっしょ」などを手掛ける「ギャザリング」が制作している。 原作は作家・三葉によって2008年11月に一迅社から発売された実用本である。主要声優キャストには主人公の今河駿役を下野紘、ヒロインである安藤なつ役を名塚佳織、大五郎役を置鮎龍太郎が演じ、その他には渡部優衣、喜多村英梨、 櫛田泰道、生天目仁美、山口立花子らがキャストとして参加している。 物語は主人公である彼女と付き合ったことすらない30歳の童貞男、今河駿が性愛の神である大五郎に出会いアドバイスを受けながら、彼女を作ろうと奮闘する日々を描いている。 なお本作は2011年6月24日に全4巻のBlu-ray・DVDが発売されている。
30歳の保健体育の評価
30歳の保健体育の感想
タイトル名と一致しない内容
アダルトなものを想像しますが…案外、そうでもない内容でマイルドな展開に、マイルドな描写でした。簡潔にいうと、奥手同士の男女の恋愛話といったものを強く感じました。この展開って、物語として考えると面白いのですが、現実社会をリアルに想像すると相性最悪の二人の気がします。奥手に対して、グイグイ引っ張る強気な相方がくっつくのが世の常のように思います。特に、ナツというヒロインに対して、主人公ハヤオに課せられたハードルが高いように感じます。ナツの抱えている男性恐怖症という部分は、恋愛をしてこないで、全く経験ナシのハヤオにとっては未知の領域過ぎると思うのです。また困難な道のりであることを容易に想像させます。それがこのアニメ作品の面白みといえる部分で、ハヤオやナツの協力者として登場する神さまたちの必然性を生んでいます。物語の構成は、非常によく考えられたもののように感じました。また画風は柔らかく可愛い感じ...この感想を読む