魔法少女まどか★マギカの感想一覧
アニメ「魔法少女まどか★マギカ」についての感想が27件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
衝撃の魔法少女
魔法少女っていうのはこんな感じだろうなーみたいなのが裏切られる作品です。絵やOPが可愛いのに何故このEDなんだろうと思っていましたが、途中ぐらいからなるほどなーと思いました。魔法少女っていうとこんな感じだろうと思い浮かべる事ができる日本人だから、1クールで綺麗に終えれた作品だと思います。魔法少女にお決まりの可愛いマスコットキャラも居るのですが、こいつがクワセモノでこのやろう!!!と思いながら見てました。かなり伏線があるので最後まで見た後に1話を見るとなるほど!と思うし、OPも作りこまれていて一時期はこのOPが流れるだけで涙腺崩壊になっていました。賛否両論あると思いますが、一度は見てほしい作品です。
この1,2話でがっつり心を掴まれます。
キャラクターが際立っているダイスキな作品です。家族や友達と幸せな生活をしている女の子が主人公です。はじめなので、まだこの時はのんびりとした雰囲気のシーンが大半です。そこから不思議な体験が待っているのです。魔法少女になれば、なんでも願いを叶えてくれる・・・それはどういうことなのか、魔法少女とはどういうものなのか・・・。まず、このアニメの凄いところは1話でかなり続きがきになります。がっつりと心をつかむ演出になっていると思います。愛らしいキャラクターと心情描写、声優さんの演技がいいですね。テレビ放送とくらべて修正されている部分が多く、手の込んだ作品となっていました。
僕と契約して魔法少女になってよ!?なっては駄目よ!?
世界観がたまらない魔法少女アニメです。ですが今まで存在していた、ただの魔法を使うかわいい少女の物語とはかけ離れていますのでご注意ください。女児向けではありません。主人公は普通の少女で、なぞの生き物きゅうべえと契約をして魔法少女になるのではなく「なるまで」を描いたストーリーです。その間に出会うほかの魔法少女も個性的です。願いをかなえる代わりに魔法少女になって魔女を倒す使命が与えられるのですがどの少女も重く暗いバックグラウンドを持っています。お気に入りは魔女とその魔法空間のデザインです。タロットカードのようなおどろおどろしくも美しい斬新な世界観に惹かれどんなに残酷な展開でも感嘆の声を上げながら見てしまいました。
僕と契約して、魔法少女になってよ!
従来の魔法少女とは一味も二味も違う作品!こんな魔法少女の物語は二度と味わえないと言っても過言じゃないかと思います。魔法少女と言えば不思議なアイテムで可愛らしい姿に変身して事件を解決していくものですが、その筋は確かに通していて魔法少女の一面を持っているのですが、問題なのは脚本です!担当している脚本の方はニトロプラス所属シナリオライターの虚淵玄さんです。彼はストーリーを鬱展開やバッドエンドに無意識に持っていってしまう癖があります。その彼が魔法少女のストーリーを手掛けて、どう科学反応を起こしてしまったかここまで読んだ方は気になってきたのではないでしょか?私としてはシリアスな展開も大丈夫という方には何も言わずに見てもらい、自分が持ち合わせている魔法少女の価値観を一度壊してもらいたいです。
可愛い鬱アニメ
可愛らしい絵柄とは真逆のストーリー展開を見せてくれたアニメでした。魔法少女といえば夢あふれる作品ですが、これは魔法少女という存在が絶望を象徴するという、魔法少女の新たな一面を創りだした作品だと思います。絵柄だけで判断してはいけない作品があることを痛感させられました。ストーリー構成としてはありがちなものですが、上手くまとめられ、中だるみのないテンポのいい作品です。絵柄だけみれば萌えアニメと勘違いされるかもしれませんが、そんなことはありません。ぜひこの作品を見て魔法少女アニメの新たな可能性を感じて欲しいと思います。ストーリーにこだわる人も、キャラクターを愛でたい人も楽しめる作品でした。
新しい魔法少女アニメ
魔法少女ものだからほんわかした感じのアニメかと思ったのですが、全然シリアスな話がほとんどで今までにない新しい感じのアニメだったと思います。とくにEDがKalafinaさんのMagiaという歌なのですが、魔法少女らしくないハードな感じな歌です。アニメをシャフトが作っているので世界観が独特で魔法世界の絵がこれまで全くないような感じになっているのが印象的でした。キャラクターはどのキャラクターもかわいくて、キャラクターだけを見たらほんわかアニメだと思われそうです。私が一番好きなキャラクターはキュウベイです。感情があまりないしゃべり方でいろんなことをするのが見ていて楽しかったです。
王道の魔法少女系ではなかった。
最近はやりの萌えっぽいイラストでかわいいなぁと思っていたのにストーリーはとってもシリアス。主人公要まどかはある日変な生物キュウベえに「魔法少女になってよ」と勧誘(?)される。けれど実際魔法少女になった人たちは少女の憧れのような魔法少女ではなく、ちゃんと大商があった。kalafinaすきなので音楽は嬉しかったなぁ。後、魔女達と戦うときの演出が非日常な感じでよかった。全部ああいう雰囲気作画してほしかったなぁ。無理に萌え系っぽくしなくてもよかったんじゃないかとちょっと思う。そこが残念。そして主人公は最後まで変身するのかしないのかはらはらだった。OPでは変身してるのに!